あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

かわいいヒメオドリコソウ

あいかわ公園の広場で、ヒメオドリコソウが咲いていることに気づきました。朝日を受けて輝いているように見えます。まるで宝石のようですね。

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光り輝くヒメオドリコソウ
ヒメオドリコソウは、皆様も口にしたことがあると思われる大葉と同じシソの仲間です。花は5mm位なので見つけるのは少し難しいかもしれません。この花の変な形はシソ科に多く見られる形なのですが、植物の賢さを感じます。

シソ科の花には上と下、2枚に分かれる形を持つものがいます。ヒメオドリコソウの場合は、下側の花(うちわのように広がっている)はほかの虫たちに、ここにご飯があるよ!とアピールするための目印です。
目印を頼りに、虫たちがこの下側の花に止まると...?
虫の重みで花が傾いて、上側の花(帽子のような形)についている花粉が虫の背中にくっつくのです!
写真では、上側の花の左側についている白いものが花粉です。
こうして、背中に花粉をつけた虫が、別のヒメオドリコソウに乗ることで、別の個体に花粉を渡すことができるのです。

あいかわ公園にお越しいただいて、ヒメオドリコソウを見つけた際には、この花の下側を引っ張ってみてください。
爪の上に花粉が付く様子と、シソ科植物のてこのような花の不思議を体験することができます。