あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

シソ科の花と公園のキランソウ

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上と下の2枚に分かれる
日差しが暖かくなり、日当たりのよい冒険の森の斜面ではぽつぽつと花が咲き始めました。

その中でも目立つのは、濃い紫色をしたキランソウです。面白い形の花ですが、シソ科の植物の中にはこのように上と下に分かれた花を持つものがいます。
花の名前が分からなくとも、この形からシソ科ということが分かるので、観察の際にはぜひ覚えておいてください。

この花をよく見てみると、上側に花粉が付いているのがよく見えると思います。この花は実はてこのようになっており、大きな下側の花びらに虫たちが乗るとその重みで花が傾き、上側の花粉が虫の背中につく という非常に頭のいい植物なのです。

別名として、ジゴクノカマノフタという物騒なものがありますが、地面にべたっと張り付く様から地下の地獄をふさいでいるように見立てたようです。面白いですね。

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同じような形のツクバキンモンソウ 名前が分からなくともシソ科と分かる
あいかわ公園でみられるシソ科の植物では、ヒメオドリコソウもよく見られます。
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形は少し違うが、上に花粉が付いているのが分かる
花の形で、植物の種類がある程度分かるといった視点を持っていただくと、自然観察の楽しみがグッと増えると思いますよ。シソ科以外の植物も記事にしていく予定ですのでお楽しみに!