先日に引き続き、冬に見かけた虫たちの紹介です。越冬中のはずのカメノコテントウが、パークセンター内で見つかりました。今の寒い時期に活動していて大丈夫なのでしょうか。思わぬ遭遇でした。
カメノコテントウは、日本のテントウムシの中でも最大種で、1cm以上の大きさがあります。見た目はテントウムシですが、大きさから本当にテントウムシなのかと疑いたくなります。しかし、つやのあるオレンジの光沢がとても綺麗でかわいいですね。
風の丘付近では、紅梅が咲いています。冬は自然の中に色がないので、紅梅のように色鮮やかな花はとても目立ちますね。もう少し咲いた花の数が増えてくると、梅の花の蜜を食べにヒヨドリやメジロなどの鳥がやってくると思います。
ふれあい広場のほうでは白梅が咲いていますが、1つ面白い知識を発見しました。白梅と紅梅は花の色だけでなく、内部の木の幹の色も違うそうです。具体的には紅梅は内部が赤みを帯び、白梅は白みを帯びるとか... 花が咲かなくとも梅の色を判断することができるんですね。