植物の名前が分からなくとも、花や葉の特徴からある程度の仲間を絞ることができます。
先日はシソ科植物の花の形を記事にしましたが、本日はオオバコ科を紹介します。お花を見る楽しみが増えると幸いです。
オオバコ科と言えば、どこでも見ることができる植物としてオオイヌノフグリがあげられます。秋に芽生え、冬に花をつけるので一般的な花のイメージとはかけ離れているかもしれませんね。ただいま公園各所で咲いています。植物を知らない方でも、同じような花の植物であることが見てわかるのではないでしょうか?
左はオオカワヂシャ、右はクワガタソウといいます。
4枚の花弁と、花の真ん中あたりからでる2本の触角のようなもの(おしべ)が特徴的ですね。
これがオオバコ科クワガタソウ属の基本的な形です。
夏に大人気の昆虫であるクワガタは、実は植物にもいたんですね。しかし、ただただ適当に名付けられているわけではありません。
よーくみてみると、この花たちの2本のおしべがクワガタの角のように見立てられませんか?
この植物は種の形もかなり面白いです。オオイヌノフグリの名前の由来は種の形を見ればわかりますので、ぜひ今回の記事を参考に探してみてくださいね!