あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

あいかわ公園3月上旬自然散策のおすすめ

3月に入り、日の暖かさはすっかり春になっています。風の寒さも薄れてきました。
そんな気候を感じ取ってか公園内には虫たちが現れ始めています。
その前に...虫が集まる花を紹介します。あいかわ公園のパークセンター前にあるミツマタたちの中でも赤色のベニバナミツマタが咲き始めました。
f:id:aikawa_park:20200305085658j:plainまだ花の数は少ないですが黄色と赤色の美しい花の景色がもうしばらくしたら楽しめそうです。
このミツマタは以前お伝えしたかと思いますがとても強い香りを放ちます。それに寄せられて虫たちもやってくるのです。この花を利用して虫取りに挑戦してみると、1、花を利用する虫 2、花に寄ってくる虫を狙う虫の関係を理解することができます。花の上で待ち伏せをするクモをじっくり見ることもできますよ!

歩きながら冒険の森入口やふれあい広場にてタテハチョウの仲間が飛んでることには気づいていたのですが、つい先日はいよいよおなじみの蝶を発見しました。
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アゲハチョウの仲間のナミアゲハです。
ナミアゲハはとても身近な蝶なので皆様見かけることも多いと思いますが、なぜ身近で見かけることが多いと思いますか?
実はアゲハの仲間の幼虫の多くは園芸や農作物として植えられることの多いミカン科の木の葉を食べて育つのです。
あいかわ公園のナツミカンの木にも何匹かくっついてしまいますが、なかなかの葉の食べっぷりなのでミカンを育てている人には嫌な存在かもしれませんね。
ちなみに小さい幼虫の時は真っ黒なのです。鳥のフンに擬態をすることで、天敵から狙われないようにしているんですね。
アゲハの仲間を虫網で捕まえたい場合は、ミカンの木などの幼虫に食べられる木の前で待っているのもおススメの作戦です。 アゲハに限らず、蝶の仲間には特定の仲間の木を好む種類が多いので、調べてみると捕まえられる確率がグッと上がりますよ。

パークセンターと冒険の森入口をつなぐ道の植込みには、ヒメスミレが咲き始めています。f:id:aikawa_park:20200305100449j:plain花がスミレの仲間の中でも特に小さく、1.5cm程の可愛い紫の花をつけます。よく目を凝らしてみないと見つけられないと思うので探してみてくださいね。
植物にも湿った場所が好き、乾いたところが好きといったように好みがあります。このヒメスミレは乾いたところを好む種類です。しかし、同じスミレの仲間でも湿った所を好むスミレもいるので面白いですね。冒険の森入口付近ではタチツボスミレもたくさん咲いています。早春を彩るスミレたちをじっくり観察してみてはいかがでしょうか。