あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

身近な植物 カキドオシ

あいかわ公園で見ることのできる身近にあふれる植物の魅力を発信していくテーマ それが身近な植物を見てみようです。
本日紹介するのはふれあい広場の奥側などの半日陰の場所でならどこでも見つけることのできるこの植物です。

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地味なことこの上ない植物
写真の植物は、垣根を通すように地面を這っていく様から名付けられたカキドオシという植物です。皆様が口にしたことのある大葉がお友達です。
大葉と言えばお刺身やハンバーグなどの付け合わせで匂い消しとして使われたり、味をさっぱりさせる目的で使われますが、このシソの仲間は大葉と同じく強い香りを持つものが多いです。その香りの強さを生かしてそのまま天日に干してお茶にすることで、カキドオシの強い香りをそのまま楽しめるお茶を作ることもできます。道の駅などでは干されたものがお茶として売っていたりしますよ。
香草としても使われるので癖や臭みの強い料理に合わせて料理をする方法もあるみたいです。個人的には香りが強すぎるので料理にはあまり使いたくないです。f:id:aikawa_park:20190312150456j:plain
カキドオシの花はつい最近ふれあい広場の奥で咲いているのを確認しました。このような花をつけます。
シソ科の花はこれまでにもいくつか出てきましたが、同じシソ科のカキドオシの花は彼らと比べるとどうでしょうか?
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公園でよく見かけるホトケノザと比べてみると花の高さが全然違うように見えますが、花の構造という点で見てみるととても似ているのです。
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よーくみてみるとどちらとも花の下側がベロっとでて、なにやら紫の濃い斑点が付いているのが見えると思います。これが虫に対してここにお花があるよ!おいしい蜜があるよ!とアピールしているわけです。虫を模様で誘惑して花の内側に誘い込むわけですね。
花の見た目は大きく違ってもその花の使い方は非常に似ていることが分かったのではないでしょうか。
シソ科はこの舌のように見える花弁こと舌状花(ぜつじょうか)が目立ちます。 舌状花を意識してあいかわ公園での花の観察を楽しんでみてください!