あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

あいかわ公園でツツジをみよう! ミツバツツジ編

あいかわ公園から高さのある風の丘の方面を見上げると、桜よりもより濃いピンク色の花が目立ちます。
そのピンク色こそが今回のテーマであるミツバツツジの仲間たちになります。
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ミツバツツジの仲間はあいかわ公園では3種類見ることができます。

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左からミツバツツジトウゴクミツバツツジ、シロバナトウゴクミツバツツジです。花の斜面の左側のほうにたくさん生えているのでミツバツツジの仲間自体を見つけるのは簡単だと思います。ミツバとは食用にも利用される香りの強いセリ科のミツバと同じく3枚の葉を持つことから名付けられています。葉の季節は見分けるのも簡単ですよ。
白花種には樹名板もついていますので、歩いてみれば見つけるのは容易でしょう。問題は非常に似ているミツバツツジトウゴクミツバツツジです。
いったいどんなポイントで見分ければいいのでしょうか。
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2種類の花を採ってきました。この時点で気づけるポイントがあります。読者の皆様はこの2種類の花を見比べて違う点が見えるでしょうか?
ずばり、雄しべの数が違います。花から伸びているヒモのようなものの数です。厳密にはめしべがあるのでヒモだけ数えると数が合わなくなります。
ミツバツツジが5本、トウゴクミツバツツジは10本の雄しべを持ちます。分解して見比べてみましょう。
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それぞれ左側の緑色のパーツが付いたものがめしべです。分解してみると色々なことが分かります。ミツバツツジは5本の雄しべの内2本が短いようですね。一方雄しべ10本のトウゴクミツバツツジは5本の雄しべが短いようです。それぞれ右から短いものを並べてありますので他のおしべと見比べてみてください。
さらにめしべの下の部分。ここは子房なのですがこの部分も2種で違うようです。
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ミツバツツジは毛があまり生えておらずうっすらと茶色の毛があります。一方でトウゴクのほうは白い長めの毛が生えています。おしべは、抜け落ちてしまって数が違っていたりもするので子房の毛まで確認すれば確実に見分けられそうですね!。

近いうちにあいかわ公園の赤色のツツジを比べてみましょう。 お楽しみに!