あいかわ公園パークセンターと南駐車場をつなぐ道を横目で見ると、水路が流れています。あいかわ公園は昔は山の中にあったのでその名残でしょうか。
普通なら見つからなさそうな場所で思わぬ植物たちが発見されます。今日は駐車場という人工物に接するエリアの一般の方が立ち入れない場所にある植物の紹介です。 マムシがいたら怖いので棒を持っていきます。
来園された方でしたらすぐイメージできるのではないでしょうか。
上から見るとなにもなさそうですね。
お出迎えしてくれるのはウラシマソウの大群です。形のいい大型の花も小ぶりのものも咲いています。ウラシマソウが群生しているので少しにおいがおかしい気がします。写真の葉の形を覚えてしまえば簡単にウラシマソウは分かるようになります。ぐるっと一周するようで実はしていない葉です。
足元にも注意してみてみると?
植物好きな人たちの中ではとても有名なニリンソウが花をつけていました。話ではあいかわ公園にニリンソウが無いと聞いていたのですが運よく季節を迎えて芽生えたところに出くわせたようですね。切れ込みの有る葉に斑点模様が付くので、初心者でも見分けやすいです。食べられるのですが知らない人から見るとトリカブトと本当にうり二つなのでやめておきましょう。
以前 シロバナナガバノスミレサイシンを紹介しましたが、ここではナガバノスミレサイシンが生えていたようです。花だけ見るとタチツボスミレとそっくりですね。こちらがタチツボスミレです。
個人的な感想ですがナガバノスミレサイシンは山の中で見かけるものという印象なのでこのような人工物の近くで見つけられるのには驚きです。
横から見ると後ろに突き出した部分がぽてっとしています。スミレサイシンの特徴でしたね。
明日の記事では最初の水路右端の竹やぶのほうへ行ってみます。お楽しみに。