あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

サクラのような花たち バラ科の花に見られる特徴とは

長持ちしたソメイヨシノの花も散り、公園で目立ち始めているのはツツジになっています。
華やかなツツジに目を奪われていると足元で賑やかに咲いているお花たちを見逃してしまいます。桜は終わりですが、地面に咲くサクラのお友達たちは賑わいを見せています。
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ふれあい広場の端っこで、緑色の苔の絨毯の上で黄色く輝いているように見えるのは、ヘビイチゴの花です。写真中央の黄色いふくらみのような部分がイチゴになります。しかし、食べてもおいしいものではありません。ヘビが食べるイチゴだからヘビイチゴなのですが、無味の物を食べるのか疑問です。
毒はないので興味のある方は犬が通らないような所の物を食べてみるといいかもしれません。
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葉っぱはいかにもイチゴという感じの葉ですね。ミツバのように3枚の葉からなるのが基本です。この仲間の葉は似ているので、なかなか見分けるのは難しいのですが、葉の枚数(5枚のものがある)、葉先の形(先がとがるものがある)、花の中心の形などで見分けます。似た花を見てみましょう。
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同じ写真じゃないか と思われた方はよく花の中心の形を見てみましょう。
ヘビイチゴにあった中心のふくらみがありません。つまり、この似た花はイチゴにはならないのです。
地面を横に這っていたのでミツバツチグリでしょう。これが地を這わず、座布団のように広がっていればキジムシロ(雉が座る場所に見立てた)です。

食べられないイチゴは置いておき、野食好きに大人気のキイチゴたちの紹介をしましょう。
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地面から立ち上がる白い花がキイチゴの仲間の目印です。
5月頭位に赤い実をつけるのがこのクサイチゴです。写真中央にはイチゴのもとになる部分が見えますね。周りのヒモのようなものはイチゴのタネと呼ばれる部分ですが、イチゴの本当の果実はこのタネと呼んでいる部分なんですよ。知っていましたか?

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花の斜面では黄色い果実をつけるモミジイチゴが咲いています。最もおいしいキイチゴがこのモミジイチゴです。低木でしなりがあり、とげとげしているので服を引っ掛けないように気をつけましょう。
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大粒の実をつけるニガイチゴも咲いています。見比べると明らかに花が細いですね。日当たりの悪い花の斜面の左側のほうで見られます。ニガイチゴは葉の形が独特です。。当たりをつけておけばイチゴの季節にスムーズに回収できますね。今からキイチゴの季節が楽しみです。