あいかわ公園内の未探索エリアを歩いていたところ、春の鮮やかなお花を発見しました。今年ようやく見つけることができてよかったです。
それがこちらのフデリンドウという植物です。花を逆から見てみるとなんとなく文字が描けそうな形をしていませんか?
リンドウと聞けば多くの方が紫色のお花をイメージするでしょう。そちらは10月頃の秋に咲きます。そして春咲きのリンドウの1種がこのフデリンドウです。もっと小さいコケリンドウもありますがまだ見つかっていません。
フデリンドウは株の大きさにもよりますがまとまって生えていることが多いです。1つの株に数個の花をつけ、そしてこの杯のような形の中に種をつけ、それを飛ばすため辺りにたくさん生えます。1輪見つけると辺りにたくさん生えていますよ。ここでは数十株は咲いていました。
フデリンドウは乾いた落葉の積もる環境が好きなようです。
3枚の写真はどれも雨の近かった日の後に撮ったのですが、辺りはカラッとしています。つまり水はけがよい場所が好きなのでしょう。そして半日陰が好きな植物です。うっすらと日差しが入るような場所が好きなようです。私も直射日光よりは半日陰の方が好きなので気が合いそうです。
今は鮮やかに咲いていますが、この後種の時期になると口のような形に変化します。その時期のユニークさも特徴的なので今のうちに辺りをつけておくとフデリンドウの観察がより楽しめると思いますよ。
あいかわ公園 山野草図鑑
山野草図鑑で、黄色のお花が追加されました。