植物は遠目から見ていては気づけないものがたくさんあります。普段双眼鏡を持って辺りをつけてから散策するのですが、それでは見落としてしまうものがたくさんあることに気づきました。いい点もあるのですけどね。
つくしんぼが日当たりのいい人間と近い所に生えるものならば、こちらのツクシのようなものは人の手があまり入っていないところで見られるツクシでしょうか(笑)
これは以前紹介したヒトリシズカの咲く前の様子です。ヒトリシズカはあまり見かける機会のない花なのですがこの公園ではどうやら群生するポイントが複数あるようです。希少な植物が生えていると思うと胸がわくわくしてきました。確実に知らなければ木の芽生えか何かだと思って見過ごしてしまうでしょう。実際ポイントのコツがつかめるまでは見逃してしまいます。
このように他の植物に混じっていると本当に見つけられません。ウォーリーを探せではなくヒトリシズカを探せですね。
足元にはこんなものも出てきました。
くるくるっと巻くシダ植物の中でも、特に柔らかく山菜としても愛されているクサソテツ(山菜名こごみ)です。桜の散るころに根元からクルっとまいたいかにもかわいい芽を出します。癖がなく、シダの柄が取っ手のように扱えるため食べやすく私も好きな山菜の一つです。シダは見分けるのが非常に難しく、どれも同じように見えるので困っているのですが、クサソテツは形が独特なため分かりやすいです。
あくまでイメージ的な話ですが草が細々と立ち上がり中腹で大きく膨らんで葉先で細くなる そんな形です。見ないことには伝わりませんね(笑)
あいかわ公園 山野草図鑑
あいかわ公園山野草図鑑 黄色の花にコメツブツメクサ、イタヤカエデ
白色の花にジュウニヒトエ、チゴユリを追加しました。
赤色の花図鑑を作成しました。