あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

キク科の花は何が違う?

植物を野外で見ていると似たものが多くて困ってしまうことが多いと思います。特にイネ科とキク科には似たものが多く困るのですが、今日はキク科に注目してみましょう。
まずキク科には大きく2種類の花があります。知っていましたか?
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皆様おなじみのタンポポは舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれるキク科に見られるまず1つの花のみでできている花です。以前の記事で紹介しましたがタンポポは1つの花ではなく、小さな舌状花がたくさん集まって一つの花のように見えているんでしたね。
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もう1つが筒状花(とうじょうか)です。見た目の通り筒のような形をした花のみで作られているのが筒状花の特徴です。花っぽい華やかさはないものが多いです。写真はノボロギクなのですが、これで咲いています。

ここで質問です。絵で花を簡単に書くとき皆様はどんな花を描きますか?


私は丸い円に花弁をちょんちょんと描いた、小学校の先生がテストでいい点を取ったときに書いてくれるような花丸の花を書きます。
ちょうどこのようなイメージです。
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皆様の絵描きでイメージしたお花に近いでしょうか?
ではここで改めてこの花を見てみましょう。この花は先ほどの舌状花と筒状花のどちらの花になるでしょう?


答えは両方なのです。中心の黄色を見てみてください。まるでノボロギクのようですね。外側の白い所を見てみるとタンポポのようですね!
これで筒状花と舌状花、そしてその両方を持つキク科のお花が分かるようになりましたね。見比べてみると結構違うように思えませんか?
花の種類が違うものは簡単にわかるのでお散歩のときなどにどれに該当するのか探してみてくださいね。

明日は同じ花の種類を持つ厄介そうなキク科を見比べてみましょう。