あいかわ公園に限りませんが危険な植物が身近に生えていたりします。
今回のテーマは先日より続くつる植物の中でも危ない植物を紹介します。
part2はこちら↓
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公園の薄暗い所に生えている3枚の葉をつけるつる植物を見かけたら要注意です。
これはツタウルシという植物なのですが、野外で散策するときに最も注意しなければならない植物と言えるでしょう。(トゲなどの物理的な危険を除く)
写真のように大きく木に絡みついていれば発見することは簡単なのですが小さく足元に茂っていることも多々あります。
うっかり転んでこの葉の上に手をついてしまったりするとひどくかぶれてしまいますので注意が必要です。
一枚の葉はこのような雰囲気です。
つる植物は3枚の葉を持つものも多いので慣れないと見分けるのが難しいかもしれません。
そんな時は葉の表面の質感に注目してみましょう。
ツタウルシは写真のように革のような光沢のある質感を持っています。
そして葉は曲線を描くように丸くなっていますね。
葉の端を見てみるとギザギザはせずつるつるとしています。
このポイントを覚えておくだけでも接触のリスクを避けれらますよ。
虫取りなどでは勢いづいて転んだり、藪に足を踏み入れてしまったりと思わぬ草との接触があるものです。
危険を避けるためにも有毒な植物には注意しましょう。
つる植物に関連してですが
ふれあい広場の奥ではサネカズラが見られます。
ツタウルシに似ているように思われるかもしれませんね。
確かに葉は光沢があり、縁もつるつるです。
しかし葉の枚数が違います。
サネカズラは3枚で1セットではなく1枚1枚つきます。冬にデラウェアを小さくしたような果実をつけるのですがとてもかわいいですよ。
ツタウルシやサネカズラは紅葉が美しい植物でもあります。
特にツタウルシは黄色からオレンジの鮮やかな色合いなのでぜひ見てみて欲しいですね!
こうして多くのつる植物を見分けてみると意外と大きな違いがあることが分かってきますね。ぜひ植物ごとの違いをじっくり観察してみてください。
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園内にはたくさんの自然があります。たくさんの植物を見にあいかわ公園に来てみてはいかがでしょうか?