先日に引き続きとげのある植物たちを紹介していきます。
こちらは昨今河川を騒がせる外来種 ハリエンジュのトゲです。ここまで4種類の中では恐らく一番硬度があり、危険です。ですがハリエンジュは樹木なので木の目の前で躓いて幹に飛び込んでしまったりしなければ大丈夫です。
見るからに固そうなトゲですね。トゲのような細さはなく、根元から太いため折ったりはできません。
そんなハリエンジュですが実はマメ科でフジのような可愛い花をつけます。凶悪な針からは想像できない花ですね。しかも天ぷらで食べられるという実用性もありますしミツバチたちの蜜源にもなっています。
こちらはあまり馴染みのないトゲのある植物だと思います。グミと聞けばピンとくるでしょうか?昔庭先になる赤い実を食べた方は多いのではないですか?
そのグミの仲間のナワシログミです。このグミは枝にトゲがあるのが特徴です。細くて長くて鋭いことに加え、葉の端に隠れているのでうっかりすると刺さります。
ダム方面にたくさん生えており、実もたくさんついていたので食べたのですが2秒ほどで吐き出しました。渋すぎますね。
最後に紹介するトゲ植物がこちらのジャケツイバラです。宮ヶ瀬周辺の初夏を黄色く彩る人気植物です。
とげがあるのですが恐らくトゲ持ち植物の中でも特に厄介だと思います。
針の形に注目してみてください。なんとフックのように曲がっています!一度刺さるとがっつりと服やズボンにダメージを与えていきます。
さらにすごいのはフックのトゲが1対とまっすぐなトゲが1本出ています。私がシカだったら絶対にジャケツイバラの藪は入りたくないですね。
花はとても綺麗なのでバラではないですが綺麗な花にはトゲがあるを体現していますね。
とげのある植物にも色々な種類があることが分かりましたね。紹介していないとげのある植物もまだまだありますので、公園で探してみるのも面白いかもしれませんよ。
久々のツイッター連携なので数か月ぶりに訪れてくださった方もいるかもしれません。4月からも色々な記事を毎日投稿していたので、公園の自然にどのような変化があったのか、どんな生き物が出てきていたのかを確認するためにも記事をさかのぼってみてくださいね!
aikawa-park-sanyasou.hatenablog.jp
山野草図鑑に 夏の図鑑を追加しました。 初夏(6月より)公園内で見ることのできる植物たちはこちらに更新していきます。
現在 白色の花 黄色の花 赤系の花の図鑑を更新中です。 パソコンの場合右側に表示される図鑑のカテゴリーをクリックしていただけると春や夏の図鑑をスムーズに見ることができます。
あいかわ公園の自然散策に利用してみてください。