あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

山に生えるブドウ ヤマブドウとノブドウの違いとは?

秋に実をつける植物たちの花は今の季節によく見られます。クリ、ドングリ、キウイフルーツなどがよく咲いていますよね。
野に生える植物でも今の季節に花をつけるものは秋に実が見られる場合が多いです。
今日は野生のぶどうです。
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ブドウと聞かれて実は思い出せても葉の形を思い出せる人は少数なのではないでしょうか。ヤマブドウは名の通りブドウの葉に似ています。
花の形に注目してみるとなるほど確かにブドウの実の付き方と似ていますよね。実があのような形と言うことは花の時点で分かることなのですね。

ぶどうはつる植物なのをご存じでしたか?山の方へ顔を出してみるとブドウ科やノブドウ科の植物がたくさんあることに気が付くと思います。そんな時は巻きひげの出方に注目してみましょう。
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ぶどう科の巻きひげは2回続けて出て1回休むという面白い特徴があります。一方でノブドウ科は毎回出る特徴があります。このポイントを知っておくだけでも似たような葉っぱのブドウの仲間たちを見分けるのに役立ちます。ヤマブドウは特に葉が大きいのでその点に注目するのもいいかもしれませんね。
このヤマブドウは秋に紫色の食べられる実をつけます。小指の先位の大きさで食べられるそうなのですが口にしたことはありません。この仲間の実に寄生するハチがいるため、なんとなく見つけても食べる気がしないんですよね(笑)
うっかり幼虫を食べてしまったら大ダメージを受けてしまう気がします。

都市部ではあまり見かけませんが今のうちに花の場所を覚えておいて今年の秋にヤマブドウに挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。