赤い甲虫を発見!
あいかわ公園のパークセンター付近や、最近では特にハナミズキの付近で真っ赤な不思議な昆虫を見かけます。いかにも危険そうな色合いなのですがいったい何なのでしょうか?
せっかくなので捕まえてみました。飛んでいる時からカミキリらしいだる~んとした飛び方をしています。
体中真っ赤でなんだか触りたくないですね。触角に注目してみると節のようになっています。やはりカミキリムシの仲間のようですね。
カミキリムシならば食草が狭いため、いったいどの木にいるカミキリなのかが気になります。
この赤いカミキリが食べているのは意外にも竹なんです。
確かにパークセンター付近には冒険の森があり、そこには多くの竹が植えられています。よく飛んでいるのを見かけるのもその辺なので、周辺の竹林で育っているのでしょう。 赤い体の名の通りベニカミキリと言うカミキリムシです。
もしこの記事にたどり着いた方で4月などの早い時期であるならば、キイロクビナガハムシかもしれませんのでそちらで調べてみてください。
ベニカミキリは危険なの?
カミキリムシの仲間の特徴といいますか手で押さえたりすると独特のキーキーいう音が聞こえます。
あれはいわゆる警告で、手を放せ!と我々に訴えるカミキリムシの威嚇音ですね。一部の甲虫に特有の技で、カミキリの仲間の多くがこの音を出します。
皆様もカミキリを捕まえたら軽く押さえてみると体験できると思いますよ。色合いは危なそうですが毒などはありませんので安心してください。
ベニカミキリを捕まえたいのであれば竹の周辺を探すのがおススメです。他にもおすすめの場所があります。
それがこの手の白いお花です。コデマリ、ヤマボウシ、などなど園内には白いお花がたくさんあります。この花粉を食べによく来ているので探してみてくださいね。5月~6月にかけてよく飛んでいますよ。
5月の頭などであればハクウンボクにも来ていることがありますね。 竹の近くの白いお花を中心に探しましょう!中旬以降はヤマボウシがおススメです。
あいかわ公園 山野草図鑑
山野草図鑑 赤系にネジバナ 白い花にナツツバキを追加しました。