赤っぽいクワガタ 知ってるノコギリクワガタと形が違う?
ノコギリクワガタはグワっと曲がった大あごの印象が強いと思いますが、野外では小あごタイプも比較的よく見かけます。
大あごは水牛と呼ばれ大人気ですが、小顎はあまり人気がないようです。
見た目の派手さでいえば大きいものに目を奪われてしまいますよね。
しかし、ノコギリクワガタの小型は侮れません。小さいゆえにかわいい雰囲気なのですが、気性が荒い印象を受けます。
小あごタイプはこのような雰囲気です。まるではさみのような顎で、大あごよりも痛そうじゃないですか?
先日、ケース内の掃除がてらノコギリクワガタと遊んでいると、小あごタイプに挟まれてしまったのです。大人でもかなり痛かったです。小さい子供だと泣いちゃいそうなくらいの痛みでした。先端のシャープな部分で挟まれるので注射針で刺されたような局所的な鋭い痛みがやってきます。
熱いやかんに手を触れてしまったときのように反射的に手を引きそうになりました。 きっと皆様も「いだだだ」と顔をしかめると思いますよ。虫の力を知るために挟まれてみるのはどうでしょうか?
小さい分小回りが利くので、枝などにも素早く反応します。高さも低いのでひっくり返ったりせず、安定しているようです。もしかしてめちゃくちゃ強いのではないでしょうか?
クワガタのバトルは昼間はほとんど見ることができないので、強さの具合が分からないのが残念です。もし大型と一緒にしたらどのようになるんでしょうかね?
この姿を見るとノコギリのような歯をしているというのも納得がいきますね。
顎の先に注目してみてください。とても鋭いですね。手の上にのせると枝だと思っているのか全く下りないあげく、あごの下の指を平気で挟んできます。
おかげで小歯型は手にのせたくなくなりましたね(笑)普通に見ている分にはおっちょこちょいで可愛いのですが一度刺激してからが怖すぎます。
皆様もふいにクワガタに挟まれると結構な痛みでびっくりすると思いますので、飼育ケース内を見るときには十分に気を付けてくださいね。
小あご型のノコギリは、大あごに比べて見つかる頻度も高いので、捕まえるチャンスがありますよ!
あいかわ公園の虫に興味の湧いた方は↓のカテゴリーから虫の黒三角形を押すことでクワガタや蝶などの種類別に記事を読むことができます。事前に採りたい虫を探すもよし、園内で何をとるか決めるもよし! 様々な虫とそれを取るための情報が盛りだくさんです!