あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中

ボンドのような液を出す 有毒植物コニシキソウ

変な所に生える植物

植物を見歩いているとよくもまあこんなところで生きていけるなぁと思うことがあります。

例えば薄暗い岩場、カラカラの地面、コンクリートの隙間などなど実に様々な場所で植物は見られます。

今日紹介するのはコンクリートの隙間などとても身近に見られるこの植物です。

きっと目にしたことがある方も多いはずです!
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それがこちらのコニシキソウです。

なにやらおしゃれな雰囲気の名前ですね! 

アップの写真なので大きく見えますが、実際の大きさは葉はそれぞれ1~2cm位です。

この植物は緑と赤の模様を錦色に見立てて名前が付けられているのですが、錦色で検索してみるとぴったりの名前を付けたなぁと感じます。


何種類か生えているニシキソウの仲間たち

コニシキソウの仲間たちは似た姿の種類が多くどれも同じに見える種類なのですが、このコニシキソウは簡単にわかります。

そのポイントが写真の葉っぱそれぞれに見られる赤い模様です。

目玉模様の葉がたくさんつくのでムカデのモンスターのような見た目にも見えるかもしれません。
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全体の雰囲気はこのような感じです。

地面にべたっと張り付き、這うようにして広がっていきます。そのさまは錦模様の絨毯!    

花よりも葉の方が印象に残るという観葉植物的な面を持ち合わせている植物かもしれません。

コニシキソウの写真を2枚乗せてきましたが花が咲いていることに気が付きましたか?(笑)

コニシキソウの花

美しい茎の赤やそれと対照的な緑色の葉に目を奪われていると花が咲いていることに気が付けません!

赤い茎の辺りについている丸いブドウのような小さいものが蕾で、白い花が咲いています。

コニシキソウはトウダイグサという植物の仲間なのですが、この仲間のお友達は花が花っぽくないのです。
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参考までにこちらがトウダイグサと言う植物の花です。

ブーケみたいで可愛いのですが、一般的に花と聞いてイメージされる華やかなものとは違いますよね。他の植物よりも蜜を出す部分がとても目立っている植物なのです。(腺体(せんたい)と呼ばれます)これが特徴の1つです。

トウダイグサ科の植物に見られるもう1つの特徴は有毒植物であるということです。

コニシキソウも同様で、葉をちぎるとボンドのような粘度の有る白い液を出しますが有毒のためなるべく触れない方がいいでしょう。

とある虫と共生するコニシキソウ

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コニシキソウの面白い特徴としてもう1つ、アリと仲良しな点があげられます。

コニシキソウのお花の時期に見てみるとアリたちが蜜を舐めに来ている様子を観察することができます。

鳥やハチなどが植物の蜜を舐めに来て花粉を運ぶのに役立っていることは有名ですが、蜜以外にも種に甘い部分をつけることで種をアリの巣まで運んでもらうんです。
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スミレの仲間など一部の植物に見られる種子散布の戦略ですね。(種のゼリー状物質をエライオソームという)

コニシキソウの下にはアリの巣があることも珍しくありません。

ですので邪魔な草だからと引っこ抜いていると思わぬ形でびっくりすることになるかもしれませんね(笑)そんな植物なのでぜひ今の季節に探してみて植物と虫のつながりを確認してみてはいかがでしょうか?