あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

オニドコロとヤマノイモ、毒と食用を見分けるポイント

夏と言えばフェンスなどに絡みついたつる植物が目に入る季節ですよね!そんなマニアックな夏のイメージを持つ方はあまりいないとは思いますが、実際つる植物と言うものは今の季節とても元気にのびのびと成長しています。
中には食べられる者たちもいるのです!超人気な高級食材が身近に生えていたりするのですよ。
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葉で分かるあなたは山菜好きな方でしょう。そしてそうでない方も頭の片隅に何か見たことのある葉だなと想像していただければ嬉しいです。
こちらは自然薯(じねんじょ)で有名なヤマノイモと言う植物です。地域によっては名産品ですよね。山菜としても非常に人気が高く、根を掘る1月頃になるとヤマノイモが見られる場所で人が侵入した跡が見られたりします。葉にも特徴があるため非常に分かりやすいですよね。
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こちらの葉っぱは丸っとしていて栄養がたくさんありそうな雰囲気ですね。これだけ葉が大きければさぞ根っこに栄養が蓄えられていることでしょう。と思ったところで実は要注意ポイントです。こちらの写真は有毒植物のオニドコロと言う植物なのです。
写真を見て一枚目と2枚目で違和感を覚えましたか?よく見ると葉の雰囲気が結構違います。
ヤマノイモの葉は細長く、オニドコロの葉は横幅がたくさんありますね!
葉の雰囲気でばっちり判断できそうだという自信が湧いてきたならこちらの写真を見てみましょう。
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こちらの植物はいったいヤマノイモとオニドコロのどちらだと思いますか?



正解はオニドコロです。葉の雰囲気がつかめてきたでしょうか。 しかしなかなかに似ているので怖い部分もありますよね。そんな時は実物を見て茎の部分に注目してみましょう!

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左がオニドコロ 右がヤマノイモです。明確な違いが見られます。一体どこでしょうか?



きっと気づいてもらえたかと思いますが葉の付き方が茎(つる)に対して互生(ごせい(互い違いに生える))のがオニドコロです。見てみると片側に1本しかついていませんよね。一方で対生(たいせい(左右両方に出る))のがヤマノイモと言う違いがあります。ヤマノイモと毒草で困ったときに活用してくださいね。ただし、芽生えの小さい時はヤマノイモも互生なので小さい時には注意が必要です。
秋のうちにヤマノイモを見つけておいて冬場に芋ほりに挑戦してみてはいかがでしょうか? 人の敷地に勝手に入ったりしないよう気を付けて楽しんでくださいね!

aikawa-park-sanyasou.hatenablog.jp
山野草図鑑 黄色にトキリマメ、ゴーヤ 赤系色にアメリカオニアザミ、ミズヒキ、ヤブガラシを追加しました。
公園で見られるお花を色から探し出せる図鑑です。ぜひこれらを利用して散歩など楽しんでください。