あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

ミカンのようなものをつけた植物 コミカンソウ

夏のコンクリート沿いでやたらと目立つ植物の葉っぱがあります。派手で目立つ葉から何度か見かけたことがある方もきっと多いはずです。
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こんな感じの雰囲気で、背丈は大きいと40cm位にもなります。大きいと非常に印象に残る植物ですよ。実はこの植物の不思議は葉ではなくその葉の裏にあります。早速覗いてみましょう。
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葉の裏側にはなんともおいしそうな見た目の実がたくさんくっついています。こたつに入ってゆっくり食べたくなる果物と言えば皆様もご存じの通りミカンですよね。実はミカンそっくりですが残念ながらミカンの仲間ではありません。
以前でてきたコニシキソウたちと同じトウダイグサ科の有毒植物なので、子供たちが口に入れないよう気を付けてくださいね。
ところで、もし皆様がこの植物に名前を付けられるとしたらなんという名前を付けますか?植物は見た目の特徴が結構そのままつけられることも多いのです。
頭の中で名前を付けてみてください!




この植物の名はコミカンソウと言います。近い名前が付けられましたか?(笑)小さなミカンのような実をつける草 名前の通りですよね!
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もう一つよく見てみると葉の付け根に実が付いていますね。不規則に花を咲かせるわけではなく、葉の付け根(葉腋(ようえき))と言う部分に花を咲かせるので、このミカンのような実は必ず葉の裏に隠れるように付くことに繋がります。そこらへんに生えている植物なので探してじっくり観察してみてくださいね。
よく生えている場所には葉の雰囲気が似ている植物もあります。

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見比べてみてもなかなかにそっくりな同じ仲間のコニシキソウ(写真右)は、コンクリート近くの環境や固い地面で普通に見られます。こちらはボンドのような有毒の液体を出すのでコミカンソウを探すときに間違って触りすぎないよう気をつけましょう。
似た植物を見分けることは非常に難しいのですが、ポイントを1つずつ丁寧に見ていくのがおススメです。例えばコニシキソウであれば葉の中央には模様が入るなどです。 とみてみるとこのコニシキソウの小さいのには模様が入っていませんね(笑) 一概に型にははめられないのが植物の難しさでもあるのです。ここは慣れですね!