あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中。画像の無断転載は禁止です。

道端の植物を観察してみよう

身近な植物をじっくりと見てみる機会と言うものはなかなかないものです。ですが、草たちはどこにでも生えているのでその気になれば彼らが生きている世界を見ることができます。日影でじっくりと草の世界を覗いてみるのはいかがでしょうか?
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どこにでもありそうな草たちですよね。しかし1種1種をしっかりと見る機会はなかなかありません。
遠い距離のこの写真に写っている子達はどんなものがいるのでしょうか?
分かりやすいのはお花です。
この場所では日当たりのよい草地に生えるような植物たちが生えています。
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実際ここは花壇なので定期的に水が入り、湿り気もあるため水けを好む植物も見られるのですがね(笑)
写真のハキダメギクは日当たりのよく、少し湿った場所で見る印象がある植物です。以前ピックアップしましたが白色の舌のような花びらと黄色の筒のような花びらが面白い花でしたね。今の時期であればどこでも見つけることができる植物の1種でしょう。
日当たりのいい所と言えばやはりカタバミは欠かせません。
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黄色い花は今の季節にはあまり見かけないのでとても目立ちますね。就眠運動(しゅうみんうんどう)を行うため、夜や早朝には葉が閉じている様を見ることができます。10円玉とカタバミの葉を用いて行う実験は非常に人気の草花遊びですね。
葉っぱに弱い酸を含むため、公園を訪れるシカにも食べられません!賢いですね。
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写真のトキワハゼは湿った場所を好む方なのですが、花壇であれば平気で見られますね。白、薄紫、黄色とそれぞれ目立つ色をしています。花は虫に寄ってもらいたいので目立つような色をしています。恐らくこのトキワハゼの花の形はなかなか見ることのできない形をしていますので、じっくり見てみるといいですよ。

皆様の家の目の前にある草地に目を向けて植物観察をしてみてはいかがでしょうか?