あいかわ公園自然観察ガイド

あいかわ公園で見つかった植物や昆虫などの自然情報を発信していきます。毎朝8時に更新中!

樹液によく来るあの虫

夏の樹液には数多くの虫たちが訪れます。カブトムシやクワガタほどではないものの、甲虫の仲間が見られることがあります。
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写真のシロテンハナムグリは樹液に集まるほか昼間もよく飛ぶため目にする機会の多い甲虫です。マンションの廊下などでひっくり返っていることも多い虫ですね。彼らは樹液を舐めるため、樹液の場所を示すサインにもなります。体には名前の通り白色の点が散りばめられていますね。綺麗な見た目ですが触ろうとすると飲んでいた樹液のおしっこをかけられる可能性が高いので気をつけましょう(笑)

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カナブンの仲間たちも度々見られます。青緑色が強いアオカナブン、真っ黒の黒カナブン、あとは普通の緑と茶色を混ぜたようなカナブンを見つけています。
中でもアオカナブンの美しさは実際に目の前で見てみないと分からないと思います。光沢がキラキラしていますよ。樹液の出る木を探していれば比較的見つけやすい種類なのでぜひ探してみて欲しい種類ですね。

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樹液は辺り一帯に出るようなイメージがあるかと思いますがそのようないい樹液ポイントと言うのは少ないです。写真中央下にあいたようなわずかな隙間からにじみ出る樹液を虫たちは舐めているのでこのようなポイントを見つけられる目が必要になってきます。虫探しの経験値が必要になってきますが、彼らカナブンたちがいればその手間が省けるので非常に楽です。アオカナブンが樹液ポイントに向かっていますね。

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そしてこのように顔を突っ込んで樹液を舐めます。クワガタの場合穴の傷を広げて、そこに頭を突っ込んでいることも多いため、木から生えているクワガタのお尻を見つけてあげる必要があります。ですので昼間の甲虫探しと言うのは思ったよりも大変なのです。
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ここの樹液にはヨツボシケシキスイが来ていました。4つの赤い点を持ち、大あごも持ちます。4mm程度の小さな昆虫なので人気はいまいちな種類のようですね。 運よく彼ら樹液に集まる虫を見つけたらそのポイントは必ず覚えておきましょう。 昼間でも運が良ければカブトムシなどがやってくる可能性がありますし、夜には見られる可能性がとても高いです。皆様のお住いの近くでもぜひ虫のサインを活用してみてくださいね。