あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

タマムシを探してみたいなら

華やかなイメージがある虫取りは実際には虫、植物の知識、暑さに耐える忍耐力これらに加え虫が取れるポイントを知っておくことが不可欠です。行き当たりばったりではなかなか目的の虫を捕ることができません。実際に空振りをした経験をお持ちの方も多いと思われます。
今日はタマムシを採る事を目標に虫取りの様子を記事にしてみようと思います。皆様も虫を捕まえる際に今回のような段取りで考えてみると戦略的で面白い虫取りが楽しめますよ。
今回狙うのは先ほど述べた通りタマムシです。
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虫取りに必要な技をたくさん教えてくれるいい先生です。タマムシを捕まえるうえでは虫の知識、植物の知識、忍耐力のすべてが必要です。捕まえるのが難しい分うまく取れた時の感動も大きいですね。
まずは樹木探しからです。
タマムシが大好きなエノキの木やケヤキの木を中心に探します。植物が分からない場合には検索サイトで雰囲気を調べるといいと思います。
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ふむふむ エノキの葉は縁の真ん中あたりからギザギザが出始めるという特徴があるのですね。この特徴をしっかり覚えて目的の植物を探してみましょう。
ここが最初のステップである植物の知識です。

続いて虫の知識ですがタマムシはエノキの葉を食べます。ですのでエノキの下で待っていればやってくる可能性があります。特に晴の日のお昼過ぎぐらいからよく見かける気がしています。 雨や曇りの日では見かけません。
エノキの葉の下で、晴の日のお昼過ぎぐらいに、木の下でタマムシが飛ぶのを待つ というのがタマムシの探し方です。
以前は意外と早めの40分で捕まえたことがあります。しかし次は捕まえられませんでした。 彼らは高い所が好きなようなので、意地でも捕まえるためにこんな装備を自作してみました。
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つりざおに壊れてしまった軽い虫網の先端をテープで止めて作ったタマムシを採るための網です!釣り竿が重さに耐えられないため、泣く泣く小さな網で断念しました。この網を持っていざ出陣!長さは普通の虫網を伸ばした時の2倍とちょっとくらいあります。この長さがあれば以前より捕まえるのが速くなること間違いなしです!
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エノキの木の下に付きました。ここで枝先の方をぼんやりと見ながらタマムシが飛ぶのを待ちます。
丁度タマムシを探していた家族との協力しながらの挑戦です。タマムシは、エノキの木の下で数分待機し、彼らが飛ぶのを待つという修行のような探し方をする必要があります。運よく下まで降りてきたところを虫網でキャッチしていきます。
....飛びませんね
少し移動しましょう
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ここのエノキは最近よくタマムシが飛んでいた木なので飛ぶであろうという確信があります。地味ながらこういう戦略的な虫取りは楽しいものです。ぼんやり眺めていると3匹ほどのタマムシが飛びました!あとは低い所に来たタマムシを捕まえるだけです。

集中しながら歩き回ること数十分.....チャンスが二度ほど訪れたのですがこの改良虫網の欠点により逃してしまいました。
課題その1 網が小さすぎる(見ての通りですね)
課題その2 長さから網の使い勝手が違う
の2点が大きなポイントとして見えてきました。まずこれだけ長い網ですと狙った場所に振るまでの時間差があります。加えて小さい網なので狙った場所と少しずれただけで入らないという問題につながります。 さらに釣り竿の先は細いためぶるんぶるん揺れてしまう始末。
これはアレンジを加えていかないと先はなさそうです。改善してリベンジしていきたいと思います!

このように虫取りは一筋縄ではいきません。ですが改善を積み重ねて目的の虫が取れた時の感動は最高ですよ! 皆様にもぜひ運ではなく戦略的な虫取りに挑戦してみて欲しいと思います。