あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

9月頃に聞こえる昆虫の鳴き声の正体は きっとアオマツムシ!

いい声で鳴くあの虫の声の正体は誰?

秋と言えば夜鳴く虫の声に耳を傾け、音楽の代わりに癒されるのが楽しみですよね。

今の季節は特に心地いい声が鳴り響いています。

皆様のお住いのエリアでもきっと夜には大きな声で良く響くりーっりーっと言う声が聞こえていることでしょう。

しかし、意外とその声の主を見たことがないという方も多いのではないでしょうか。

今日はバッタの中で一番かわいいと思うアオマツムシと言う昆虫に注目してみます。
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この姿を見たら分かった方も多いかもしれませんね。

名前は知らずともマンションの壁公園のライトコンビニのガラスなどなど今の季節に夜明かりがついている場所であればシーズン中に1度くらいは見かけるはずです。

アオマツムシのこの葉にそっくりな姿には感心しますし、何よりこの無駄のないシャープな形がとても好きです。

それに結構模様が細かくてカーテンのように綺麗ですし触れてみればバッタなのにふんわりと柔らかいのです。

このシャープな印象の秘密は足にあります。
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以前紹介してきたバッタたちと言うのは足を立てて待機するため、大きな足が非常に目立つのですが、このアオマツムシは葉そっくりに隠れているためその足を出しません。

変形合体するマシーンのように見事に足元に収納されているのです。なので上から見た時に足が4本に見え、シャープに見えるのですね。

そして横から見てみると羽の端っこに入る線が本物の葉っぱ感を引き上げていますね。

お寿司を購入したときに入っているバランにも同じように線が入っているものがありますが、やはりより葉っぱに見えるようにする戦略なのでしょうかね。

アオマツムシは壁などに貼り付けるのですがその秘密が足にあります。
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拡大してみるとはっきりわかりますが、以前のカミキリムシなどとは異なりこのアオマツムシにははっきりと吸盤が付いています。

この足でしっかりと張り付くため、ガラスにも平気で登ることができます。レモン味のグミのような見た目をしていますね。

触覚は短いです。触覚の長いバッタは肉食性のものが多く短いものは草食性の物が多いんでしたね。アオマツムシは草食の強い雑食です。
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草食性が強いバッタなのである程度安全に手にのせることができます。

彼らはよく飛ぶので壁から木のような人間の方に飛んでくることもあります。そんな時にパニックを起こさないようにしましょう(笑)この子もこの状態から私の方へ飛んできて肩から髪の毛までクライミングを楽しんでいました。

視界から消えるとうっかりつぶしてしまうのが怖いんですよね。しかしこれくらいは好きな虫なのでウェルカムです。

アオマツムシはまだしばらく見られると思うので皆様もこんなに可愛い虫と触れ合ってみてはいかがでしょうか。飼育もナスなどの野菜やサクラなどの葉、あとは動物質が入ったもの(魚のえさなど)を上げればできるようですよ。

この時期旬のバッタたちはこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com
バッタの食べるものについてはこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com


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