あいかわ公園自然観察ガイド

毎朝8時に公園内で見つけた植物や昆虫などの自然情報を発信していきます。記事下のリンクやカテゴリーからさらに公園の自然を知ることもできますのでぜひご利用ください。

秋に出る蛾 大型のクスサンに遭遇

本日の自然観察ガイドはお休みとなります
2021 1/6追記 こちらの蛾はヒメヤママユではなくクスサンと言う蛾です。同じヤママユの仲間ではありますが、種類が違いました。
aikawa-park.hatenablog.com
ヒメヤママユは上の記事の物になります。 記事は記録としてそのまま残しておきます。


寒さも日に日に強くなり、虫たちを見かける機会がどんどんなくなっています。虫網を持った子供たちが走り回っていたのも遠い昔の事のようです。しかしながらそんな物寂しい秋の自然で、この季節にようやく見ることのできる子達もいるのです。それは以前紹介したヤママユの仲間なのですが、非常に可愛いですよ。
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こちらがそのヒメヤママユと言う蛾です。ヤママユより一回りほど小さいのですが、あまり蛾を見ない人からすればこのサイズでも驚きでしょう。この蛾は晩秋に現れる蛾であり、10月や11月にならないと見られません。ヤママユは9月辺りに出てくるため、時期が違いますね。種類の見分けとしては単純に大きさが小さいこともポイントですし、少しくすんだ茶色の翅を持つ点もポイントとして挙げられます。ヤママユよりも小さいため、ヒメヤママユですね。彼らは明かりが非常に好きなので外灯によく飛んでくる種類です。あいかわ公園でも見つかるのは大抵パークセンターの壁などですね。
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この仲間の特徴と言えば目のような形をした模様でしたね。大型の蛾でこの模様があればまずヤママユの仲間と見て間違いないでしょう。こちらのヒメヤママユは表翅前側に付く目の模様がかなり薄いタイプのようです。こんなに薄いのは初めて見ました。なので後翅の模様を今見せています。
この模様は表から見えるのはもちろん裏からも見えます。
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まあ裏側から見てしまうとほとんど丸模様なだけで目玉っぽくはないのですが。
裏側から見ると木の皮のような色をしていますね。彼らは出現時期が寒いのもあってか、昼間はあまり行動せずのんびりとしています。なので敵に見つからないためにも必要なカモフラージュなのかもしれませんね。
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ヒメヤママユの♂♀は触角を見ることで見分けられるそうです。♂が触角が櫛状になり、♀は触角が細い形状だそうです。こちらの写真を見ると櫛型に見えるので♂でしょうか?ずいぶんと大きい♂ですね。しかしひとつ前の写真で見ると細いひも状にも見えます。どちらなのでしょうか。判別になるポイントはしっかり押さえないといけませんね。ちなみに♂は派手な濃い色で見られることが多いです。♀でしょうかね。