あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

真っ赤なガマズミの実

あいかわ公園内の端付近ともいえる冒険広場付近の道路沿いでは、真っ赤でおいしそうなガマズミの実がなっていました。
食べられる実で鳥たちにも人気の高い甘酸っぱい実です。ものによってはかなり酸っぱく、思わず酸っぱい時のしぼんだような顔になってしまうこともあります。
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とてもいい色合いですね。クリスマスカラーとでも呼べばいいでしょうか。緑色でふさふさの葉に真っ赤な実の色合いは目の前で見るととても綺麗な色合いです。赤い実はよく外を見ていると見つけると思いますが全て食べられるわけではありません。毒の物もあるので判断があいまいな場合は口にしないようにしましょう。
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ガマズミは味としては濃い方だと思います。酸味のインパクトが強いので数粒で個人的には満足しますね。
ところで、赤い実をつける植物と言うのは意外と多いです。疑問に思ったことはありませんか? 身近なフルーツなども赤色の物は多いですよね。
これは鳥に種を運んでもらう植物に見られる戦略なのですね。 動けない植物がおいしい実をつけることで果実を食べてもらい、一緒に種も運んでもらうのです。そしてうんちとともに新しい場所に種を広げていくわけですね。

このような実を見つけたら実から花の時の姿を想像してみましょう。
これは種類にもよるのですが実の付いている形が花の形である場合もあります。
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ガマズミの実の場合横から見ると不思議な形をしています。なぜか横から見ても綺麗に横に並んでいますね。この姿から花の時の姿を想像してみましょう。






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これが春に咲くガマズミの花です。球形に見えますが少し面白い花の付き方をしています。1つ前の実の写真を見てみてください。同じ高さに実が付いている話は先ほどしましたね。ではその実が付いている枝のようなものに注目してみてください。実の付いている枝の長さが違っていて実が同じ高さにそろうようになっているのが分かるかと思います。 写真では上側の枝は長くないと高さが合いませんから長く。そして下側の枝は短くても同じ高さに揃えられるので短くなっていますね。これはガマズミなどのスイカズラの一部などで見られる花の形なのです。

話だけ聞くとちょっと難しいかもしれませんが、とても面白い花と実の付き方なので写真を比べながら確認してみてくださいね。