あいかわ公園自然観察ガイド

毎朝8時に公園内で見つけた植物や昆虫などの自然情報を発信していきます。記事下のリンクやカテゴリーからさらに公園の自然を知ることもできますのでぜひご利用ください。

南山を登ってみよう その5 山頂の植物達

山頂に登ったと思ったら実は見晴らし用スペースだったので、今回で山頂を目指します。
前回のダム見晴らしスペースからは下りもあり、落ち葉と砂利によるスリップの危険性がある箇所がいくつかあるので注意してください。
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橋本方面の景色です。ここのベンチでおにぎりを食べたら最高でしょうね。今回の登山道でしっかりと辺りが開けたポイントはとても少なかったです。逆に言うとこのような限られた開けた場所にこそ入る植物と言うのもいます。それが山菜でも有名な彼らです。
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写真を見て山菜好きな方はタラノキだと思われたかもしれません。しかしこの鋭く太いトゲを見てください。これはタラよりもより強烈なトゲを持つハリギリと言う大変美味しい山菜です。このようなススキが生えた開けた場所や、その端っこで見かけることが多い植物で、藪に入るときはこれの小さいやつにズボンを引っ掛けないよう注意しないと貫通して大変なことになります。この場所ではハリギリ以外にももちろん山菜のエース、タラもあります。
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ハリギリと比べれば可愛いトゲですが、こちらはこちらで痛いです。あいかわ公園の山菜採取は禁止されていますが、私が個人で山菜取りをしていた時にはタラノキの方が厄介だと感じることが多かったですね。 この登山中に色々な植物を紹介してきましたが環境によってがらりと見られる植物が変わることが伝わったでしょうか。
では山頂目指して進みます。
ここにきて 冬の山の中らしい雰囲気に遭遇しました。

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急に写真の植物、アブラチャンが増えたのです。個人の感覚ですがこの根元から枝分かれするアブラチャンがたくさん生えている少し開けた雰囲気を見ると、冬の寂し気な木々の隙間が強調されているようでやたら印象に残ります。アブラチャンは可愛い名前ですが名前の通り油分をよく含み、燃えるそうですよ。燃やしたことはありませんが少し気になりますね。3月と言う早い時期に花を咲かせるからか、可愛い冬芽がすでについていました。
そんなアブラチャンを横目に進みます。
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アブラチャンとアオキの根元で枝分かれする木が覆い茂るジャングルのような素敵なエリアです。このような落葉と岩の転がっている所には気を付けてください。予想以上に滑ります。下りだとかなり焦ります。3回ほどずるりと滑る感覚がありました。砂利の場所では細心の注意を払うようにしましょう。山でねんざなどを起こしてしまうと大変危険です。私のように周りの景色をふらふら見ながら歩かずに、景色を見るときには一度止まることをお勧めします。

aikawa-park-sanyasou.hatenablog.jp
山野草図鑑 秋冬の花に黄色の花を追加しました。
黄色の花にヤクシソウ、ハキダメギクセイタカアワダチソウ、ヒメガンクビソウを追加
白色の花にツルグミ、ナワシログミ、コウヤボウキ、カシワバハグマ、マツカゼソウを追加