あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

くっつき虫でおなじみのオナモミの仲間

秋の終わりごろになるといわゆる引っ付き虫たちが見られるようになってきます。服やズボンにくっつけていたずらをしたことは、子供時代ならば誰でも経験したことのある草花遊びではないでしょうか?
そんな懐かしの遊びができる植物たちが見られます。
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こんな感じのとげとげとした種なのですが、最近はあまり見かけなくなった気がします。この写真の物は、頂点のトゲが2つ大きく出ているので外来種のオオオナモミだと思います。在来の物にオナモミと言う種類があるのですが、これに関してはずいぶんと見ていない気がしますね。

周りに外来種が生えている環境であったので、恐らく外来種だろうというセンサーが働きました。しかし引っ付き虫であることには変わりないです。
オナモミの仲間と言えば日常で使われているとあるアイテムの発想元となった植物なのですが知っていますか?
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ヒントはこのとげとげとした引っ掛かりの部分にあります。こんな形をしたアイテムを見たことがありませんか? ばりばりっと音がするアレです。



オナモミのこのタネの形をヒントに生まれたのがマジックテープです。
財布などの留め具で使われますよね。あれの形を思い出してみると上の写真にそっくりではありませんか?
ちなみに結構痛いので張り付けるときは優しくつけましょう。

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荒れ地でものすごく目立つのがこちらのイガイガ状のタネです。
草地で夢中で遊んでいると、このタネがとんでもない数張り付いて取るのに大変苦労します。先が2股に分かれているのでコセンダングサですね。花の姿も見てみましょう。
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コセンダングサは使い古したスポンジのような姿をしています。
花と葉の形がこのセンダングサの仲間たちを見分ける上では重要になってくるのですが、分かりやすいのは白い花びらがあるかないかと、花の後ろに葉のようなものが付いているかどうかですね。
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コセンダングサとは違い、白い花びらも持つシロバナセンダングサですね。この仲間たちは種類も多く知識が混ざりがちです。センダングサ、シロバナセンダングサ、コセンダングサとシロバナの雑種、アイノコセンダングサ、そしてアメリカセンダングサと名前をあげるだけでクエスチョンマークが出てきますね。

興味のある方は身近な引っ付き虫の仲間を詳細に調べてみると面白いと思いますよ。
引っ付き虫が好きな方は種類が違うこちらの引っ付き虫も好きになれるかもしれません。
aikawa-park.hatenablog.com

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