あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

オオミズアオ、ヤママユ、クスサン、ヒメヤママユ、ウスタビガ。とても可愛いヤママユの仲間たち

あいかわ公園では今年も数種類のヤママユガの仲間を見ることができました。


蛾と言うのは一般的にはかなり渋い顔をされてしまいがちな虫です。

その中でも今日まとめて紹介するヤママユガは日本でも最大クラスの蛾たちが所属する仲間です。

一体どんな種類が見られたのか季節ごとに振り返ってみましょう。
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今年は幼虫と死骸しか見られなかったオオミズアオです。

食草にサクラ類も含まれているので意外と街中の公園などでも見られる青白い美しい蛾です。

翅の縁に付くワインレッドがおしゃれですね。

ヤママユの仲間はがありませんので触っても大丈夫です。

ヤママユの仲間は似た姿の物が多いのですが、オオミズアオはその色から分かりやすいですね。

翅に付く目のような模様にも注目して比べてみてください。結構個性があります。5月頃から見られます。
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続いては8月頃から見られるヤママユガです。

身近な仲間では一番大きい種類で、羽を広げると14cm程もありました。これは大人の手ぐらいです。

虫に抵抗のある人にはなかなかハードルの高い生き物かもしれませんね。

彼らには口がないため、寿命が1週間ほどととても短いです。

既にご存じの方も多いとは思いますが、触角が細ければ

のように太ければと判断することができます。

オオミズアオは♂でこちらのヤママユは♀です。
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9月下旬ごろや10月になるとクスサンが出始めます。

ヤママユと同じように見えるかもしれませんが、翅に付く目玉模様に注目してみましょう。

前翅に目立つ目玉模様がないのが、クスサンの分かりやすい特徴です。

翅に入る雷模様がおしゃれですね。こちらは10cm程でオオミズアオと同じくらいです。最近は数が減っているのか見かける機会が少ないです。

そして11月に入るとヒメヤママユが出てきます。
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上の種類に比べると1周り小さい位の大きさで、6cm位でしょうか。

配色もかなり秋っぽい色合いをしていますね。

ヤママユの仲間は色の個体差もかなり強く、♂であっても色が違ったりします。

さらに言うと♂と♀で色が違うものもいます。

ざっくりと見てしまうとどれも同じに見えるかと思いますが、こうして比較してみるとかなり違いがあることに気が付くことができると思います。そして蛾らしく外灯によく集まってくる仲間です。

最後に寒さが1段厳しくなった11月下旬ごろに出てくるのがウスタビガですね。

先ほど話した♂と♀で色が違う蛾です。
上のくすんだ黄色が♂で♀は鮮やかな黄色をしています。
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別種かと思うくらいには色が違いますよね。

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あいかわ公園ではそれなりに個体数がいるようで、夏場に幼虫を見ることができます。

ヤママユの仲間は狙って出会うのはなかなか難しいのですが、運よく出会えるととても嬉しい種類です。

もう1度上から記事をスクロールして種類ごとの違いを確かめてみてくださいね。

そして興味のある方は見つけたい季節に探してみてください!
とてもかわいらしい種類なので触れあっていると愛着が湧いて逃がしたくなくなってしまうくらい可愛いですよ。