あいかわ公園内には実はウメの木が何本かあります。ふれあい広場に3箇所、そして風の丘には外周に沿ってずらりとウメの木が並んでいるのです。
そんな梅の中でも赤色の花を咲かせる紅梅が花を咲かせ始めました。辺りはとてもいい香りがしています。
太陽の光を受けると赤やピンクの色は輝きを増して見えるのでとても好きです。ツバキの仲間などもそうですがこの手の色は青空ととても合うと思います。
この梅は昨年は2月頭頃に咲いていたような記憶があるのですが、ずいぶん季節がずれていますね。
園内には赤色と白色の2種類の梅が植えられています。その中で咲いているのは赤色の物だけなので、どうやら色によって咲く時期がずれているようですね。
身近な場所に梅の木がなかったので、これまではじっくりと見たことが無かったのですが、梅の花が咲く場所には秘密がありそうです。
こちらは同じ梅の枝なのですが、1枚目の枝と比べてみてください。1枚目の方は若々しくみずみずしい雰囲気の枝ですが、こちらの枝は何年か既に立っているようなぼろさを感じます。植物は毎年枝を伸ばしていきますから、同じ木の中で枝の違いがあるのは当たり前です。しかし、見ていると梅の花と言うのは昨年伸びたような若い枝にくっついていることに気が付いたのです。
中心に走る太めの枝は花をつけません。しかしそこから出ている比較的新しい枝にはどれも花が付いていますね。この枝たちを比較してみると色が全く違うということに気が付けます。これはなかなかに面白いポイントですね。じっくり見るまで知りませんでした。
もう1つ気になる話と言えば紅梅は木の幹の中が赤く、白梅は幹の中が白いというものです。さすがに切り倒すわけにはいかないので写真などはありませんが、本当に色が違うのでしょうか? とても気になります。
寒い冬であっても見られる花がいくつかあります。あいかわ公園でも密やかな所に可憐な花が咲いているので探してみてはいかがでしょうか。