あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

沢沿いの楽しみ方 その1石の下に潜む生き物たち

あいかわ公園の沢沿いは一般の方が入れないエリアなのですが、冒険の森から見下ろせるあのうっそうとしたエリアには水が流れています。
あいかわ公園ではいかせないのですが、そんな沢沿いの楽しみ方を今日は紹介します。
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エリアを登っていくとこのような素晴らしい環境に出くわします。夏場はヤマビル地獄であること間違いなしですが、冬場は足場を気にせずひたすらある作業に打ち込めるので最高です。まあとても寒いですが。
やることはとてもシンプルです。この水辺にある岩や落葉を砂煙をなるべく立てないようにめくり、石の裏や泥の上を見ていくのです。非常にシンプルな作業なのですが、例えば水の流れのある所、緩やかな所、かなり停滞している所などなどの条件が違います。そして私の勘ですが石のタイプによっても見つかりやすさが違うと感じています。故に取り組んでいる側としてはかなりゲーム性のある面白い作業になっています。
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例えばこちらはよさげなポイントかと思ってめくった場所です。作業をしているとめくった岩かどうかが分からなくなるのですが、岩の表面を濡らせば表面の乾燥ですでにめくった岩を区別することができます。この岩をなるべく丁寧にめくります。砂煙をあげると下にいた生き物が見えませんし、勢いがあると裏に張り付いていた生き物が剥がれます。
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よく宝箱を嬉しそうに開けるシーンがゲームなどであったりします。あのわくわく感が現実でも味わえるのがこの沢沿いの岩めくりです。写真にはもういませんが、実はこの岩の下にはサワガニが潜んでいました。エリアの選定、いそうな場所と岩の推測、岩を静かに上げる技、岩の裏と泥の両方を瞬時に確認する技術、生き物を見つけた時の喜びとあらゆる楽しみが詰まっています。
成果は別の記事で上げようと思うのでお楽しみに。

ところで、あまりなじみがないかもしれませんが水中に住む生物を指標として綺麗な水や汚れた水などに分けることができます。
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しかし、ぱっと見の雰囲気でも見分けることはできます。この素晴らしいクリアガラスのような透明度と水鏡を見れば綺麗な水であることは予想しやすいですね。
以前のプラナリアもそうでしたが、彼らは綺麗な水の指標種です。このような条件の場所であれば同ランクの生き物も見つかる可能性があるということですね。ではどんな生き物がいたのか紹介します。明日をお楽しみに。