あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中。画像の無断転載は禁止です。

木の上にいるシジミチョウを探すには

パークセンターの虫コーナーで木のマークの付いた蝶を探したい方はこちらの記事を参考に虫取りに挑戦してみてください。

宝石のようなシジミチョウの仲間たち
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木の上で翅を広げ、テリトリーを張る習性を持つ少し変わったシジミチョウがいます。彼らはその習性から見るべきポイントを見定めないとなかなか捕まえられません。 まずはパークセンターの虫コーナーで木のマークのついている蝶を探してみましょう。そして捕まえてみたい蝶の探し方をご覧ください。

ムラサキシジミ
アメジストのような濃い紫の輝きを持つムラサキシジミは、宝石のような羽を持つ仲間の中ではかなり見つけやすい方です。
捕まえるための秘訣は幼虫が食べる木を知っているかどうかが重要になります。
ムラサキシジミの食草「アラカシ」とは?
アラカシはカブトムシの木で有名なクヌギやコナラと同じドングリをつける仲間です。
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ドングリの帽子に横の線が入ることが特徴なので、ドングリの帽子を探してみるのも1つの手段です。
しかし、アラカシは葉もわかりやすいので葉で見分けるのをお勧めします。
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写真で見てもわかる通り、革のようなツヤがあります。そして葉の端を見てみると魚の背びれのような大きめのトゲが付いています。この2点で見分けられるのですが、恐らく写真では難しいのが現実ですね。 パークセンターでこの記事を読んでいる方はあいちゃん号乗り場の方の入口から風の丘の方を見てください。数10mはありそうな濃い緑の木が目に入ると思います。それがアラカシなので、この木の下(木造デッキ)まで行ってみてみましょう!

アラカシを見つけたらどうするの?
彼らは木の周りを飛ぶことが多いです。なのでそれを待ちます。 虫を捕まえるためには姿を知っておく必要があります。恐らく
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この姿か
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この姿で見かけることになるでしょう。 いない場合網で枝をつついたりするのもおススメです。 ムラサキシジミはこの記事の他の宝石たちと比べると色々な場所で見つかりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。 探すなら石小屋ダム方面がおススメです。





オオミドリシジミ

アカシジミ

ウラゴマダラシジミ

ミズイロオナガシジミ