あいかわ公園ではいよいよマンサクが咲き始めました。春と呼ぶには少し早すぎますが、1月下旬ごろからぽつりぽつりと咲き始める花で、梅の花と並んであいかわ公園では今の季節に咲いてくれる貴重な植物となります。
マンサクと言えば黄色の印象を持たれる方も多いかと思いますが、あいかわ公園には黄色の物ともう一種類の色があります。
それがこちらの赤色です。私もマンサクは黄色の印象しかなかったのですが、いまではマンサクと言えば赤色と思ってしまうくらいにはなじんでしまっています。
やはり赤色のお花は背景を空色にしてあげると色が映えていいですね。
このブログをご覧の皆様の中にはマンサクと言う植物を見たことがないという方も多いのではないかと思います。花に力を入れているような場所でないとなかなか見ることはないかもしれませんね。
このお花にはタイトルの通り面白い花の形をしている特徴があります。見てみましょう。
花と聞いて想像するような桜の形と比べてみると大分異なる形をしていますよね。
マンサクの花は面白いことに紙で作った飾りのような形をしているのです。
形こそ変わっていますが、このひも状の部分が花びらであり、写真の中の花の付け根を見てみると同じく根元の所に赤いガクがあるのが見えます。花びらは4枚ガクも4枚そしてここでは見にくいと思いますがおしべも4本あります。
マンサクの花が咲く前はこんなに可愛い見た目をしています。
チョコなどに入っていたら美味しそうな見た目をしていますね。まるで指先のような形をした不思議な形の蕾なのですが、今の時期であれば開きかけの物も見ることができます。
これがまた美味しそうなんですよね。
どうでしょうか?ベリー系の食材をキャラメルでコーティングしたような姿に見えませんかね?そう考えてくると枝の部分も美味しそうな色合いに見えてきますね。
マンサクはこのようにライバルが少ない時期に花を咲かせます。そしてその花は写真のようにひも状で結構広がるため、遠目から見ると木全体が装飾されているかのようでとても綺麗なのです。
きっと皆様の身近な所でも咲いているとは思うので、身の回りの木々に目を向けて旬の自然を味わってみてくださいね。