2月は冷え込みが強くなる印象ですが、今年は暖かい日が多いですね。そんな気候を感じ取ってか、植物達も花を咲かせているものがいました。
ジゴクノカマノフタことキランソウですね。この時期になると日当たりのいい場所で咲いていることがあります。
今年は霜の影響でか、去年花がたくさん咲いていたエリアが凸凹の残念なエリアに変わってしまったので、花が見れただけでもうれしいものです。
山の中に生える植物たちの珍しさも好きですが、個人的には身近に生えている植物たちの方が親近感がわいて好きです。
毎度見事な地面への葉の巡らせ方です。本当にのりなどで貼り付けたかのようなくっつき具合ですね。この下には別名の通りに地獄が広がっているのでしょうか?(笑)
この時期のもう1つの楽しみと言えばヒメオドリコソウです。冬の寂しい自然の中に咲く色鮮やかなピンクは和みます。目に優しい色をしているんですよね。
ヒメオドリコソウの花も素敵なのですが、冬ならではの独特な色をした葉とともに映すのもなかなか好きです。淡いピンクの花と、葉の色、それに合わさる白い毛が可愛らしさを引き立ててくれます。
次も同じような形をした花ですが、より大型のホトケノザです。たびたび登場する花ですね。
ヒメオドリコソウと比べると付け根の柄の部分が長く、立ち上がります。色もこちらは濃い紫色の物が多いですね。これから春前位にかけて辺り一面を埋め尽くすくらいに咲きます。
今回紹介した植物は実はどれもシソ科の仲間でした。花の姿を見てみるとどれも似ているのが分かりますね。
皆様も身の回りに生えている植物に注目してみてください。思わぬところに花は咲いているものですよ。