昼間の日差しの中にいると、風は冷たいものの気分はすっかり春ですね。
私が日差しを感じながら植物達を探していると、同じくその日差しを浴びて元気に動く虫に遭遇しました。
意外と動くスピードが速いこの虫は、子供たちにも大人気のナナホシテントウですね。
温かいとはいえまだまだ風は寒いので、そんな状況でこういった小さな虫に出会うとついつい応援してしまいます。
有名な話ですが、テントウムシは身を守るために独特なにおいのする液体を出します。なので枝で少し遊んでみることにしましょう。
枝にのせてみました。まじまじと見ると結構かわいいですね。テントウムシは高い所に上る習性があり、例えば人間の指などにのせると一目散に指先を目指して先端で翅を広げて飛んでいきます。今回も先で翅を広げた写真を撮ろうと狙ったのですが、指ではない自然の物だからでしょうか?
なんと普通に下りてきました。指などでやった経験上ほとんどが指先もしくは関節などの高い所で飛んでいく感じだったので、むしろ普通に下がれるのか! と突っ込みを入れたくなりましたね。
この後不思議だったのが、枝の写真外には私の指があったのですが、そこで再びUターンして枝を上り始めたのです。そして枝先でまた折り返して指でまたUターンしていました。
もしかすると自然の物とそうでないものが分かっているのかもしれませんね。
おろしてあげるとなんだか楽しそうに走っていきました。テントウムシはすぐ飛ぶ生き物だと思っていたので、新しい一面を見れたような気がしましたね。
皆様もテントウムシにすぐ飛ばれてしまう経験があるようでしたら枝などの自然の物を使ってみるとじっくり観察できるのかもしれません!
この子がおとなしい子だったのかもしれませんが試してみる価値はありそうですよ。
やはり少しでも関わってみると生き物に対する印象と言うのは変わりますね。 しかし臭いのは勘弁してほしいところです