あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

キアゲハとナミアゲハ、似たアゲハの違いはどこ?

花の斜面のツツジを見ながらまだ出会えていない種類の蝶を探しているのですが、よく出会う種類はだいたいであってしまいなかなか普段見ぬ種類には会えません。
花の斜面の先にある風の丘付近では、こういった環境が好きなアゲハの仲間がツツジのお花にやってきていました。
食事に夢中の蝶の横にお邪魔するとしましょう。
f:id:aikawa_park:20210411132341j:plain
ツツジの蜜に夢中でこちらに全く気付いていない様子です。顔をかなり突っ込んでいたので、よほど美味しいんでしょうか。
写真を撮っていた時はナミアゲハの春型だと思っていたのですが、改めて見直すとキアゲハですね。
ナミアゲハとキアゲハは同じ種類だと思っている方も多いかと思います。しかし、色や模様が結構違うんですね。
翅の付け根を見てみると分かりやすいでしょうか。
f:id:aikawa_park:20210411132744j:plain
こちらは以前撮影したナミアゲハです。翅の付け根(頭の方)が線状の模様になっていますね。一方上のキアゲハはと言うと?
f:id:aikawa_park:20210411132904j:plain
翅の付け根部分がメッシュのような塗りつぶされた模様になっていますね。個人的にはここを見てあげることをお勧めします。

このキアゲハですが、あいかわ公園では数が少ないのか初めて見ることができました。
アゲハの仲間はその多くがミカンの仲間に産卵するのですが、キアゲハは違うんです。キアゲハはニンジンなどが所属するセリの仲間に産卵するので園内ではあまり見かけないのかと思われますね。愛川町自体は畑なども多いので、山側よりもそういう田園エリアであれば良く見つかるのではないかと思われます。
f:id:aikawa_park:20210411133946j:plain
しかしまあ比較的なじみのある蝶とは言え、出たばかりの時期のアゲハは綺麗ですね。翅の後ろ側にある青色がチャームポイントかと思います。

アゲハの仲間は大抵どこかに飛んだり、移動中の子を見かけるのが大半なので、こうしてじっくり見る機会と言うのはなかなかないんですよね。 皆様もふと考えてみてください。自然の中で目の前でアゲハチョウを眺めたことがあるでしょうか? 恐らくなかなかないと思います。

園内のツツジにはこれからキアゲハだけでなく、黒系のアゲハも来るようになります。益々賑わう花の斜面を歩くのが楽しみになりそうですね。

あいかわ公園の自然に興味の湧いた方は、下のカテゴリーや月別の記事からたくさんの記事を読むことができるのでぜひ御覧ください。
黒い三角形を押すと色々なジャンル別に読めます。蝶が好きな方は虫をクリックすると蝶をまとめた記事が読めますよ。

また、リンクからはツツジの図鑑や園内で見ることのできる花をまとめた大ボリュームの図鑑も見ることができます。

インスタグラムでも旬の写真を更新しています。あいかわ公園で検索してみてくださいね。