あいかわ公園自然観察ガイド

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姿はまるで飛行機のよう  ブドウスズメの仲間

朝のパークセンター前は、夜間に電気が付いているため蛾の宝庫です。
今朝は面白いお客さんがやってきたようですよ。飛行機のような姿をしたスズメガの仲間です。
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大きな両翼を持ち体の部分は細長い。本当に飛行機のような姿をしていますね。

体の色合いからブドウスズメの仲間ではないかと思われます。 これからの季節にはこんな姿をしたスズメガの仲間がたまに見つかります。
大抵形はコレなので、形を見ただけでスズメガと分かります。覚えておいてくださいね。
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この仲間は人気グループのヤママユに次いで個人的には好きなグループです。見た目のカッコよさと、蛾らしい可愛らしさがあるんですよね。
男の子に人気の蛾になりえる可能性があると私は思っています。
やはり翅の形がかっこいいですよね。
紙飛行機を作ってみるとこの形に近い翅になることが分かります。恐らく飛びやすい形なんでしょうね。
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触覚はかなり細長く、よく見てみると細かいブラシのようなものが付いています。花などの香りを感じ取るとされている場所ですね。
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複眼に関してはかなり大きいものを持つ仲間です。この眼は小さな目がたくさん集まって1つの目を作っています。
眼の周りや足の付け根に多数のふさふさした毛がある点も分かりやすいですよね。
それらの特徴を見たうえで重要となるのがやはり体の色と模様です。
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例えばブドウスズメの仲間の場合両翼の先にある茶色い模様がl l のようにはっきりと描かれていますよね。 頭の方を見ると数字の3を横にしたような模様も分かります。こうした色合いと模様が種類ごとにはっきりと見えるので面白いのです。

ところでブドウスズメと言う名前を聞いておいしそうな名前が付いているなと思った方はいませんか?
蛾の仲間、すなわち幼虫は草を食べるわけですが、ブドウスズメは何の葉を食べるのでしょう??


名の通りぶどう科の植物を食べるんですね。果物のぶどうはなかなかないものですが、ブドウの仲間であれば意外と身近に生えているものです。
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手のひらを広げたような大きな花を持つヤブガラシが最も身近な食草と言えますかね。夏頃になると大抵どこでも見かける植物です。
なのでブドウスズメの仲間は意外と身近な存在なんですね。 

大きな蛾と聞くと顔をしかめてしまう人も多いかと思いますが、毒を持たない種類の蛾です。触れてみるとかなり可愛い種類なので、虫取りの際に見かけた時には触れあってみてはいかがででしょうか。

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