あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中。画像の無断転載は禁止です。

夏~秋にかけてたくさん見られる黄色い蝶モンキチョウにはモンシロチョウのように点があります。

身近な黄色い蝶の種類

「黄色い蝶の名前を教えてください。」と尋ねれば多くの人がモンキチョウと答えます。

身近な黄色い蝶には実は2種類があり、1種がモンキチョウ。そしてもう1種はキタキチョウと言う名前で呼ばれています。

意外とこの2種を勘違いしている方がいるので、改めて2種の違いを見てみましょう。 黄色い蝶をイメージしてスクロールしてみてください。


イメージしたのはどちらだったでしょうか?

モンキチョウとキタキチョウ

左がモンキチョウで右がキタキチョウです。

モンキチョウの羽には白い丸い模様が目立つので、2種を比較してみれば一目瞭然なのですが、黄色い蝶=モンキチョウだと見てしまうのは危険です。

園内ではキタキチョウの方が圧倒的に多いんですよね。

この2種は最近紹介したミスジチョウの仲間とは違い、飛んでいる時でも簡単に種類の違いが分かります。


モンキチョウの違いは点だけじゃない!?

ではモンキチョウの翅を見てみましょう。

表翅の模様が面状にべたりと張り付けたような黒色をしています。

キタキチョウは翅先に黒い模様が付くので全然違いますね。

可愛らしい黒い丸模様も入っているので分かりやすいです。
更に可愛いポイントが翅のお尻側に見られます。

黒丸の下にはオレンジ色の丸まであるんです。

このオレンジ色の丸の位置をよく考えてみると最初の写真の白い丸の位置と重なることが分かりますね。

裏側の白い丸模様と表側のオレンジの丸模様の位置がしっかりとあっていますね。

体全体にピンク色がうっすらかかっているのもモンキチョウのポイントです。

2種の食草は共にマメ科

蝶は環境によって生息している種類ががらりと変わります。しかし黄色いこのチョウたちはどちらもマメ科の植物を食草としています。

マメ科はどこでも普通にみられる植物で、草原性のシロツメクサや山地性のジャケツイバラなど至る所に生えています。
その分草原~山地まで幅広く生息し身近な存在として見ることができるわけですね。

このようにチョウの分布には食草が不可欠です。
色々な蝶が見つかる環境というのは、それだけ様々な蝶が生息できる餌が集まっているいい環境ということができるわけですね。
切っても切れない自然の関係はとても面白いので、皆様も1種の生き物だけでなく生態系の中でのその生き物の役割という点で見てみると、身近な生き物の良さが分かるかと思います。

草原性のモンキチョウと同様に開けた環境で見られるタテハチョウの仲間がいます。
aikawa-park.hatenablog.com
また、樹液を好む蝶もいたりします。
aikawa-park.hatenablog.com

色々な虫が気になる方は昆虫図鑑もどうぞ↓
あいかわ公園 昆虫図鑑


虫取りするならあいかわ公園できまりですね。