透明な翅を持つセミは子供たちの人気者です。
夏のセミもミーンミンミンやツクツクホーシ、カナカナカナなど色々なバリエーションが聞こえ始めました。 それらのセミと言えば透明な翅ですよね。
今日も透明っぽい翅を持つセミを見つけました。
確かにセミなのですが、何か普段とは様子が違います。一体どうしたのでしょうか?
翅は透明と言うか白に近いのに、透き通っていません。
この不思議なセミはいったい何ゼミで、もしや色の変異した個体なのでしょうか?
翅に入る翅脈(しみゃく)の色合いもメタリックな光沢を放ち、芸術作品のようです。
こんなセミを見たことがあるかたは少ないと思われます。
このセミは実はとても身近なセミなんです。なんとなく翅にあの茶色とも焦げ茶色ともいえる色が見えてきていますね。
ジージーと鳴くうるさいセミ アブラゼミこそこの緑で半透明のセミの正体でした!
今回は運よく幼虫から大人になったばかりのアブラゼミに遭遇することができたのです。
セミの抜け殻を見たことがないという方は恐らくいないと思います。
しかし、成虫になりたてのセミを見たことがある人となるとその数は一気に減るのではないかと思います。
薄暗くなる6時ごろ、木のある場所の近くでは動いているセミの幼虫を見つけることができます。
家の近くであればそれを持ち帰り、カーテンなどにかけてあげるとこうした美しいセミが出てくる様子を眺めることができます。
夏ならではの虫の生態の観察 皆様も試してみてはいかがでしょうか? セミさんは住んでる近くで捕まえて、大人になったら逃がしてあげてくださいね!
夏の他のセミの記事はこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com
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(例 ヒル カミキリムシ 蝶など)