秋と言えば様々なカマキリの季節
やや涼しげな気候になり始めると目にする機会が多くなるのはカマキリと言う虫です。
言わずもがな大人気の昆虫で、その大鎌は他の虫では見ることのできない圧倒的なカッコよさがあります。
カマキリは何時もこちらを見ているように見えます。
これは昆虫の複眼と言う面白い目が関係していますね。
カマキリの黒目が我々を追いかけているのではないんです。これはちょっと説明が難しいので興味のある方は調べてみてください。
この複眼は目が多数集まってできている様な目なので、非常に動くものに敏感に反応することができます。
カマキリやトンボなどの肉食性昆虫には無くてはならないものなんですね。
しかしながら角度を変えても不思議なことに本当にずっとこちらを見ています。 私が敵かどうか見定められているような気分です。
この角度は馬鹿にされているような気もしますね(笑)
私のような大型の生物を前にしても逃げない当たり相当肝が据わっているようです。
続いてカマキリの武器 大鎌を見てみましょう。
折りたたむ形になっているのですが挟む部分には鋭い突起が付いており、この突起で獲物を挟み込みます。
そのため、挟まれた相手はがっちりと掴まれてしまい逃げることができません。
その後は生きたまま食べられるわけですが、これは相当恐ろしいですよね。
ちなみに挟まれたり引っ掛けられたりすると普通に痛いです。
園内では見つけられるカマキリは4種類で
こちらの写真のハラビロカマキリは特に見つけやすい種類です。
この種類は木の上や塀の上など高い所を好む傾向にあり、樹液の前で蝶などを待ち伏せするなど非常に面白いカマキリです。
動きが素早いので捕まえるのはやや大変なんですけどね。
腹が大きなハラビロカマキリとは異なり、草原で息をひそめているためなかなか見つけにくいのがカマキリやオオカマキリです。
バッタの仲間と同じように草に擬態しているため、探してみるとなかなかいなかったりします。
しかし、個体数自体はかなり多いようなのでやや草丈のある場所を探してあげると見つけられるでしょう。
あいかわ公園の草原にはクルマバッタモドキやトノサマバッタなどの大型のバッタたちがたくさんいるので、それらを狙うカマキリもたくさんいるんですね。
飛び出してくる多数のバッタに驚くこと間違いなしなので、これらの昆虫を探してみてください。
餌となるバッタたちはこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com
カマキリの色に注目した記事はこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com