どんぐりの季節は終わり?
冬到来と言わんばかりの寒い気温が続いています。秋ごろにかけてドングリを拾うことを楽しみに散策をされている方が多かったのですが、もう遅いでしょうか?
答えはNOです。まだドングリ採取を楽しむことができます。
狙いはクヌギやコナラ?
(真夏のドングリの木たち)
どんぐりの木と言えばカブトムシやクワガタでおなじみのクヌギやコナラの名前が上がります。
彼らの実は8月下旬ころから9月頃がピークです。そして11月の今はもうドングリは落ちてしまっています。
つまり知名度の高い木ではないドングリを探していく必要があります。
この時期に園内でドングリを探すならアラカシを探そう!
アラカシは○○カシと名づけられるドングリの仲間で、クヌギやコナラと違い一年中葉をつけている植物です。
クヌギたちとは実を落とす時期がずれており、10月~12月の頭位まで実が落ちます。石小屋ダムの方面でよく見られますよ。
11月位ではまだ実が熟しておらず、青い実も多々見られます。
園内の植物紹介でアラカシは何度か紹介していますが、ドングリの仲間の見分けでは帽子を見ることがとでも重要です。
カシの仲間では帽子に横線が入るという特徴があるため、落ちているドングリであっても帽子を見れば種類をある程度まで絞ることができます。
こちらは11月中頃の写真なのですが、まだまだたくさんのドングリが付いていることが分かりますね。
そろそろ落ち始めるのではないかと思います。ドングリを集めたい方はまだ間に合うので探してみてくださいね。
どんぐりに似ているのですが冬芽もできているので間違えないように注意しましょう。