サワガニを見たことがありますか?
あいかわ公園を流れる沢沿いは一般の方は入れないのですが、綺麗な水が流れており、そこには水辺の生き物たちがいます。
中でもサワガニはなかなか見かけない生き物なので子供受け抜群です。
園内で見かけたサワガニの中では一番の大きさです。
これまではミニサイズしか見かけていなかったので嬉しいですね。
ミニサイズであれば通算10匹ほどは見かけていたので、沢沿いに生息するのは分かっていました。しかし大サイズには全然出会えなかったのです。
指でつまめる大きさです!
足を含めると5cm位の大きさはあるような立派なサイズですね。
冬場のサワガニは越冬する時期です。本来であれば土や岩の中で冬を越しますがこの子は既に一度目覚めているため、再び越冬してくれるか謎がありますね。
せっかくですから育ててみることにしましょう。
持ち上げてみました。寒いにもかかわらず爪を大きく広げて挟もうとしてきます。活動自体はそこまで鈍っていないようですね。これに挟まれると痛そうです。
この大きさになると鍋の具材であるワタリガニと比べても見た目は大して変わりませんね。
爪の大きさが左右共に変わらないので♀でしょうか? 食べ応えがありそうですね。
しかしサワガニの生食は避けねばなりません。 彼らは肺などに寄生する肺吸虫の仲間が寄生するため危険です。 触った後も手を洗うなど扱いには注意が必要です。
大型のサワガニは赤っぽいいい色をしていますね。
ザリガニなどでもお馴染みですが彼らは餌によって色が変わります。
地域による変異も見られ、黒、白、青、オレンジなどなど色々な色が見られます。 綺麗な水があればそこに住むカニの色を調べてみるのも面白いですよ。
どうなるか分かりませんがとりあえず育ててみることにします。興味があればパークセンターで見られますので覗いてみてください。