あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中

ミツマタが一斉に開花。甘い香りが漂っています。

昨年と比べて2週間ほど遅い季節の進み

今年は冷え込みの強い日が多く、春に向けた自然の変化がだいぶゆっくりとなっています。

ようやくミツマタが見ごろになってきましたね。
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園内のミツマタは冒険の森入口と噴水広場の2ヶ所で主に見られます。このうち冒険の森入口側が非常に豪華で、花の付ける時期も早くおススメですね。

周辺には数十m程離れたところからでも香りが漂っています。
園路からでも十分楽しめますが、今回は特別にミツマタの楽園に入って色々な写真を撮ってみました。

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ミツマタは外側の花から開いていくのですが、咲き始めてから寒い日が続いたりすると中心が咲くころには端の花が終わってしまうことがあります。

ここ最近のような一気に気温の上がる日があると綺麗な丸になる印象がありますね。
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写真は不思議なもので、同じミツマタであっても光に沿って写真を撮るか逆向きで取るかで面白い程雰囲気が変わります。

ミツマタのような明るいお花は緑や青色の背景の方が生き生きとして見える気がしますね。
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逆光では輪郭がかなりふわっとした雰囲気になり、より丸みが強調されるようで面白いです。

色々な向きからミツマタを撮影して、自分だけの写真を撮るのも春の楽しみ方の1つですね。


気温が上がれば虫たちも出てきます。この時期にミツマタにやってくる虫たちも紹介しておこうかと思います。

虫に興味があるならばぜひ探してほしいのがスプリングエフェメラルと呼ばれる早春の生き物たちです。

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左のスギタニルリシジミと右のコツバメは3月、4月にしか姿を見られない蝶で、知らなければ出会えない貴重な蝶です。

特にコツバメはなかなか見られない蝶なのですが、園内では良く見つかります。

これはコツバメの食べるものがツツジの仲間だからですね。

あいかわ公園と言えばツツジ。であればツツジを食べるコツバメもやってくる。園内には45000ほどのツツジがあると言われていますから絶好の生息場所と言うわけです。

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他にも越冬性の蝶たちも気温が上がるとやってきます。

左のベニシジミはもう少ししたら淡い色の「春型」が出てきます。
春の気配漂うミツマタのエリアは眺めているだけでも楽しいのでとてもおススメです。
aikawa-park-sanyasou.hatenablog.jp
春の山野草図鑑の写真をアップデート中です。なるべく美しいものが撮れるよう頑張ります。