桜の前に豪華な白いお花を見よう
車であいかわ公園にやってきていると、駐車場に白いお花が咲いているのが眼に入るはずです。
この時期にとても豪勢に花をつけるのがユキヤナギです。
ヤナギと言えば河川沿いを中心に生えることが多い植物です。
街中を流れる水の脇に立つシダレヤナギの印象を持つ方も多いことでしょう。
ユキヤナギもヤナギと言う名が付きますがヤナギの仲間ではありません。
バラ科のユキヤナギと言うややこしい種類なのです。
バラ科はフルーツの多くにも見られます。
サクラでおなじみのサクランボ、ナシやリンゴ、イチゴもバラ科ですから大きさは違えども同じような形の花をつけます。ちょうど桜の時期ですから花びらの枚数辺りに注目してみることをお勧めします。バラ科は5枚の花弁を持ちます。
とはいえ想像で花の形を思い出すのは難しいですよね。
こちらは昨年のオオシマザクラと言うサクラです。花の雰囲気が大きくなったユキヤナギに見えませんか?思った以上にお花たちは似ているんですよね。
ユキヤナギが同時期に咲くバラ科と大きく異なる点は、小さなお花をたくさんつけるという点ではないかと思います。
遠目から見ると動物の尻尾のように優雅にしなだれるため、生垣から飛び出た元気なユキヤナギを見ると春だなぁと言う気分にさせられます。
鞭のように流れる枝にたくさんの花が付いていますね。ここまで立体感のあるお花も珍しい気がしますね。写真の構図を考えるのも楽しい植物です。
刈り入れが入る側面だと雰囲気もがらりと変わります。
飛び出たしなりのある枝がウリのユキヤナギですが、こじんまりと控えめな印象になりますね。
花の少ない時期であれば白と緑のバランスが楽しめます。
ユキヤナギは咲き始めたばかりですからしばらくの間美しい姿を見ることができます。駐車場に寄った際には白いお花を探してあげてくださいね。
aikawa-park-sanyasou.hatenablog.jp
お花たちが楽しい季節ですね。