あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中

春と言えばくるくる巻いた可愛らしいゼンマイ。先に出るのは胞子葉。

春らしい芽生えが楽しい

春は芽生えの季節です。植物によって個性が現れるのですが、中でも楽しいのはシダ植物の仲間ですね。

特にゼンマイの芽生えはとても春らしいです。
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ゼンマイの群れですね。

肌寒いこの季節に合わせてか茶色いベールをかぶっています。ゼンマイは地中にある根からニョキニョキ生えてくるので、このように群生していることが珍しくありません。

また胞子で増えるので、増えやすい植物でもあります。

葉に♂♀がある?

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ゼンマイには♂と♀があります。胞子を飛ばす胞子葉(ほうしよう)と胞子を受け取る栄養葉(えいようよう)ですね。

胞子を飛ばす葉が先にでて、後ほど受け取る葉が出てきます。緑色のものが胞子葉ですね。周りを見れば胞子葉ばかりなのが分かります。
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胞子葉は非常にゴワゴワしています。丸まっていますが後ほど立ち上がり、大きく広がります。

ビビンバで食べるヒョロヒョロのヒモからは想像できない立派な姿ですよね。
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こちらはゼンマイを覆うベールです。
思ったよりしっかりとした布のような質感をしています。芽生えの時に一番ついていますが、立ち上がると自然に取れてなくなります。
綿菓子みたいな雰囲気で美味しそうです。ゼンマイの綿は食べられないものでしょうかね?

栄養葉も一応出てます

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胞子葉が賑わっている一方で、栄養葉は根元に出始めたばかりです。
こちらの葉が一般的にゼンマイの食材として取られる方ですね。 別物としか思えないくらいの見た目の差があります。

ですから胞子葉と栄養葉の違いを楽しんでみるといいと思います。

春らしいゼンマイは分かりやすい姿で生えていますので、ぜひ探してみてください。園内での採取は禁止されていますから取らないようにお願いしますね。

aikawa-park-tutujizukan.hatenablog.jp
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