あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中。画像の無断転載は禁止です。

あいかわ公園の紅葉情報2022

紅葉を見にあいかわ公園に行ってみよう

寒暖差が大きくなりはじめ、園内では木々が色づき始めています。11/6日現在の紅葉状況をお届けします。

公園に車で訪れるとまずは駐車場にたどり着きます。そこではアキニレという樹木が美しい紅葉を見せています。

アキニレは濃い赤~黄色、緑と様々なグラデーションが楽しめる樹木です。本数も多く樹木も大きいため、見ごたえバッチリの木といえるでしょう。


パークセンター前の噴水広場ではオオモミジの紅葉が始まっています。

色は変わり始めた段階という具合で、上のほうから変化している様子を見ることができます。 モミジはカエデの仲間の植物ですが、分裂した葉先がカエルの手のように見えることからカエデ(カエルの手)と呼びます。

紅葉には寒暖差と日当たりが重要で、日当たりのいい部分から色が赤く変わっていきます。植物の葉はほとんどの時期では緑色に見えますが、黄色や赤色といった色素も同時に持っています。 普段は緑色の色素が圧倒的に多いのですが、この時期になると緑の色素が減り、代わりに黄色や赤といったもともと少ない色素が目立ち始めるのです。



今年はケヤキの紅葉も見事です。その理由の一員としては台風による塩害が少ないためではないかと予想しています。台風が多いと運ばれてきた塩分が葉に付着して枯れたような色合いになるのですが、振り返ると今年は台風が少なかったですよね。 

ケヤキの見ごろはまさに今がおすすめです。


場所は再び駐車場に戻り、ナンキンハゼという植物に注目してみましょう。こちらは紅葉が有名な植物です。銀杏のように丸みのある葉を持ち、トランプのスペードのような可愛らしい葉をしています。この植物の紅葉は最も見事で、園内のカエデ類をもしのぐほどの美しさを持ちます。




とはいえ紅葉の王様はやはりカエデです。
広場の中でも新顔であるサトウカエデは楓の仲間の中でもひときわ美しい紅葉を見せてくれています。

うっとりしてしまうくらい美しい深紅です。サトウカエデは樹液がメープルシロップの原料となる植物ですが、季節によってこのような見事な紅葉を見せてくれます。
夏は樹液、秋は紅葉と2季楽しめる植物が園内には多いんですよ。


葉の紅葉を楽しめるツツジにも目を向けてみましょう。
園内入り口にあるドウダンツツジが深紅に色づき始めています。 今年の色付きはいまいちな感じですが、それでも赤くなったドウダンツツジはいい色ですね。
紅葉観察には今が最も楽しい時期かもしれません。