あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

フユシャクの♀探しに挑戦 見るべきところは人工物?

とても寒い1月でも密かに生きている生き物たちがいます。中でもフユシャクの仲間はこの時期にしか見ることができない種類なのでとても貴重です。フユシャクの仲間は♀にとても変わった特徴が見られましたね。
aikawa-park.hatenablog.com
画像の物は♂です。

上の記事では偶然にもフユシャクの♀を発見することができたのですが、彼らを探すつもりで見つけたことは実は一度もありません。そこで今回はフユシャクの♀を狙って見つけ出すことにしました。
昆虫学芸員の方からのアドバイスをいただき、好む場所を教えてもらいました。
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意外なのですが、このような人工的に作られた場所の上でも見られるそうです。フユシャクの♀は翅を持たないので飛べません。そこでこのような場所で待機しているという感じでしょうかね。

柵の上をどんどんみていきます。フユシャクの♀は1cm程の大きさで、ものによってはそれよりも小さいです。ですから見逃しに注意が必要ですね。
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こういった場所を止まり木として利用するのか、鳥のフンが目立ちます。サイズがいい感じにフユシャクと似ていますので、遠目だと「お?」となるので困りますね。

残念ながらここでは見つかりませんでした。降りて広場でブナ系とサクラを見ていくことにします。

探し方ですが、先ほどの通り彼らには翅がないため木の上にはなかなかいません。隠れ家となるような木の隙間を探していくことになります。
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こういったポイントですね。色味が木にそっくりなので思っている以上に丁寧に見て行かないとまず見つからないと思います。

木の幹をじっくりと見て回る経験はあまりないのですが、よく見ると色々とくっついているものですね。
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コナラの木には夏場に見つけた大型の蛾、ヤママユの卵と思われるものが付いていました。何カ所かで見かけてはいるのですが見つけるとやはりうれしいものですね。
明日も木をじっくり見ながらフユシャクを探していきます。