意外な穴場の木 オニグルミ
ライバルの多いクヌギやコナラは、木を見つけても既に採取された後で甲虫が見つからない場合が多いものです。
であればそれ以外の木の知識を身に着けてライバルと差をつけましょう。
カブクワ採取に行くなら山? 初心者は意外にも川がおススメ!
甲虫と言えば山。という方は多いかと思います。虫取りを始めたばかりならば多くの方が考えることです。
そうしてネットなどで情報を集めると全く取れないということが多々あります。ネットで公開されている=採取者がまとめて集まるからですね。
ゆえに成果を上げようとするならば樹液のメカニズムや木の見分け、マイナーな木などを知る必要があります。あいかわ公園ではぜひクルミの木を覚えていってください。
園内にも生えるクルミの木
オニグルミは葉っぱにかなり特徴が見られます。葉全体を見てください。
まるで鳥の羽のように大きく広がっていますね。
葉の付き方にも大きな特徴が見られます。
どうでしょう?
見ると2枚1組で葉が多数付いていますが、少し引きでみてみると、鳥の羽のように見えてきませんか?
河川沿いでこれほど大きな葉の鳥の羽状の植物は多くありません。
2枚ずつに見えた葉は先端になると3枚くっついているように見えます。面白い葉ですよね。
質感も面白く、和紙のようにふさふさなので葉を見て触れれば分かりやすいですね。
環境としては水気の多い所で見られることが多く、特に川沿いではオニグルミとヤナギの木が穴場です。
夏前の今はまだまだ青い実ですが、特徴的な実をつけます。
非常に硬い実なのですが、中にはいわゆるナッツが入っており、人間でも美味しく食べることができます。手では割れません。
この固い実を川に落としてどんぶらこ~どんぶらこと新天地を求めていく生活をしているのです。
この実を覚えていれば木は簡単に分かり、しかも本数も多いので容易にクワガタを見つけることができます。山よりも川の方が手軽にクワガタは取れるので、探してみることをお勧めします。
残念ながらあいかわ公園では今の所クルミにクワガタはいませんが、見やすい場所にオニグルミが生えています。覚えておけば川沿いでの虫取りに大いに役立つでしょう。
クルミの木はいわゆる穴場と言うやつですよ。
自分でポイントを開拓せねばならない分探すための手間はかかりますが、クルミでクワガタたちを探したいと思うほどの熱意のある方ならば必ず見つけられるでしょう。そしてその樹液のパワーに驚くはずです。
クヌギやコナラで王道の虫取りを楽しみたい方はこちらの記事がおススメです↓
aikawa-park.hatenablog.com
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どちらも甲虫探しの鉄板記事です。読むか読まないかでかなりの差が付きますよ。