あいかわ公園の桜たちもにぎやかになってきました。
公園を訪れた際には南駐車場に咲いている白と緑色が美しいオオシマザクラが目に入ると思います。
サクラと言えばソメイヨシノが言うまでもなく有名ですが桜には実に様々な種類があります。
見分けはマニアックでかなり難しいですが、分かりやすいのは花が先か花と葉が同時に展開するかではないでしょうか。身近なソメイヨシノはまず花を咲かせるタイプです。花の季節にピンク一色に染まるイメージがあることでしょう。ところがオオシマザクラはどうですか?
写真を見ていただくと既に葉も広げているのが分かるかと思います。あいかわ公園ではそんな花の広げ方が異なる2種類を身近に観察することができるのです。
左がソメイヨシノで右がオオシマザクラです。実は色も違います。実物を見ていただくと全然違うのですがソメイヨシノは薄いピンク、オオシマザクラは真っ白です。
ソメイヨシノはふれあい広場で、オオシマザクラは南駐車場が観察しやすいと思います。午前中ですと鳥が蜜を吸いにやってきているのを見ることができますよ。
もう1種類の桜も見ごろを迎えています。
濃いピンク色のヨウコウです。遠目から見ても目立つ色合いなのですが、ヨウコウは工芸工房村のほうで目にすることができます。どの桜も枝が垂れ下がっているので一眼のような遠くが撮れるカメラでなくとも撮影することができます。
サクラと言えば先日紹介したトビモンオオエダシャクはサクラの葉を食べます。あいかわ公園では桜がたくさん植えられているからこそそれを食べる昆虫たちも見かけることができるんですね。
森のわたり橋付近では花と同時に赤色の葉を展開するヤマザクラと思われるサクラも咲いています。
こうして写真で比べてみると意外と大きな違いがあることが分かってもらえると嬉しいです。ぜひ実物も見比べてみてくださいね!