あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

きりたんぽのような花 ウワミズザクラ

今の季節には見るからにおいしそうな白いお花が咲いています。
サクラの仲間なのですがソメイヨシノとは異なる形の花をつけます。それがこのお花
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ウワミズザクラという桜の仲間なのですが、春に花を咲かせる桜たちとはその形が大きく違うのが分かると思います。
サクラの花にはどんな形の特徴があったか皆様は思い浮かべられるでしょうか?
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これがソメイヨシノの写真です。花びらが5枚で、雄しべが非常に多いものが多いです。この形が基本なのですがウワミズザクラはいったいどうでしょうか?
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タンポポの花と同じようにこのウワミズザクラもたくさんの花が集まっているのです。1つ1つの花を見るとしっかりと5枚の花弁があるのが分かります。つまりウワミズザクラは白い小さな花の集合体なわけですね。花の中にはこのような集まり方をする花がいくつかあります。
よく見てみると小さな花の一つ一つには柄が付いています。
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柄が付いているこのようなブラシのような形の花を、総状花序と呼びます。総(ふさ)のように見えることから名付けられています。
サクラの木と言えば実るものはなんでしょうか? そう、サクランボです。ウワミズザクラの場合このような花の形をしていますから、実もたくさんつきます。食用にできるそうなので今年はチャレンジしてみようと思います。
あいかわ公園では森のわたり橋の近くに大きな株があり、パークセンター付近にももう1本あります。
一般の方が入れないエリアには、公園内最大の株があるそうです。遠目からでも目立つ花なので、今の季節にブラシのような花を見つけたらよく確認してみてください。